動きだした大曲市長選

栗林陣営、事務所開き

「弱い立場の人たちに政治の光りを」と栗林氏(6月16日・月)

 支持者を前に決意表明する栗林氏「みんなで創ろう新しい大曲・市民の会」をキャッチフレーズに今秋10月の大曲市長選に出馬表明している栗林次美元県議(55)の「後援会事務所開き」が15日午後2時から栄町の同事務所で行われた。渡部英治県議、寺田すけしろ後援会の阿部三琅会長、小松隆明西仙北町長、それに小山誠治、藤井春雄、高橋孝夫の3市議、細谷昭雄元参院議員ら来賓、そして支持者ら250人が詰めかけた。高校、中学の同期有志、そして父で故・三郎時代から栗林元県議が政治活動で力を入れた出稼ぎOBらの顔ぶれなどもあった。作業着姿のまま駆けつけるなどラフな姿の応援団が目立った。

 始めに栗林元県議が中学時代に野球部監督を務めた元教師で「みんなで創ろう」の会長に就任した小林誠一さん(田町)が「政治家を志して25年余り。その間、県議3期を務め、今度は秋の市長選に挑戦することになった。栗林市長誕生のため活動母体となる『みんなで創ろう新しい大曲・市民の会』に神さまの恵みや仏さまの慈しみ、そして住民の皆さまの力添えがあるよう希望したい」と必勝を祈念した。

 続いて渡部県議が「4月の県議選で無投票で初当選できたのは栗林さんとここにいる皆さんのおかげだ」と礼を述べ「栗林先輩は弱い人たちに政治の光りを当て、元気の出る大曲にしたいと市長選に出馬することになった。新しい大曲を創るため自分も一緒になって頑張りたい」と栗林氏への応援を約束した。寺田知事後援会の阿部会長も「寺田知事を支えてくれた栗林さんが県議を辞めたことは知事にとっても大変な痛みだが、栗林さんはあえて難しい選択をした。栗林さんは足で歩いて一人ひとりの願いに耳を傾け、それにどう応えるべきかを考える人だ。地方分権の時代。栗林さんの活躍を祈りたい」と期待した。神岡町長や仙北町長、仙南村長、そして仙北郡選挙区選出の佐々木長秀県議からのメッセージが読み上げられた。

 栗林元県議は県議選、衆院選に出馬したこれまでの政治活動を振り返りながら「草の根の人たちに支えられ、常に大曲仙北の発展を考えながら県議3期10年7カ月の充実した活動をやってこれた。しかし、昨年11月ごろからこのまちの将来を真剣に考える人たちから『市役所に元気がなくなって、住民のため汗を流せなくなってきた。市民を力づけ、引っ張ってもらうためにも市長選に出てもらいたい』と多くの人から要望を受け、自分なりに考え決断し、出馬を表明した。行政の最終目標は住民の幸せの実現であり、弱い立場の人たちに政治の光りを当てることだ。市民の目線に立った行政でなければならない。そういう市政を目指して県議で培った経験、人脈、ネットワークを最大限に活用し、生まれ育った大曲のために役立てるよう全力投球したい」と決意表明した。

 今秋の市長選には前回、高橋司現市長(74)と一騎討ちした会社役員・石塚柏氏(55)=泉町=、それに高野昭次元助役(53)=中通町=も出馬表明しており、それぞれ活発に動きだしている。