そら豆、大好き!

中仙町東保育園児

そら豆の収穫を楽しむ(6月19日・木)

 中仙町の東保育園(星野克治園長)の園児52人は19日朝、同町豊川字上八丁堀の高橋健一さん(52)の畑でそら豆の収穫を楽しんだ。そら豆は県内ではあまり食べる習慣がなかったが、4〜5年前から消費されるようになったことからJA秋田おばこソラマメ部会では保育園児に収穫してもらい、それを給食で食べてもらってそら豆のおいしさをPRしたいと昨年から園児たちに収穫を楽しんでもらっている。

 バス2台に分乗して園児たちは高橋さん宅の畑へやってきた。広さ70アールの畑に入った園児たちは自分たちの手のひらよりも長く成長したそら豆を収穫し、ビニール袋一杯に詰めては「重い!。そら豆大好きだよ」と大喜び。

 転作作物の一つとしてそら豆栽培を奨励しているJA秋田おばこ営農生活部園芸課の佐々木健司広域園芸指導員は「そら豆は20年前までは宮城県が生産の最北端だった。今は青森、北海道まで栽培が広がっており、転作作物としては値段も安定しており有力な作物となっている。ただまだ県内での消費が少ないだけに地産地消に努めるためにも園児たちに助けてもらうことにした」と話す。園児たちに畑を開放した高橋さんは「今年から初めて無農薬でそら豆を栽培している。虫に食われて大変だが、消費者に安全な豆を食べてもらうためにも無農薬栽培を続けたい」と笑顔で園児たちの収穫を見守っていた。

 そら豆はビタミンB2がタップリで塩を加えた湯でゆでたり、油で揚げるとおいしく食べれるという。同部会ではソラマメ丼、ソラマメとイカの炒めもの、ソラマメかき揚げ、ソラマメのベーコンサラダなどそら豆を使ったレシピも作って普及に努めている。

 園児たちを引率してきた東保育園の先生たちは「昨年の収穫体験と給食で食べて以来、子どもたちは本当にそら豆が大好きになりました。今日もお昼には塩でゆでたのを皆で食べるつもり」と話していた。