大曲市の又井さんからメール
枯れ木にパンをくっつけたようなキノコ(6月23日・月)
大曲市須和町1丁目6の26、主婦・又井静子さん(49)から本紙に「不思議なキノコ発見。何だろう?」と写真添付のメールがあった。又井さん宅から10数メートルほど離れた林の中にあるクリの枯れ木から成長した淡い茶色のキノコ。写真を見ても確かに不思議な形をしていた。
「2週間前にパンをくっつけたような直径15センチ、厚さ10センチのキノコを見つけたのです。その日のうちに子供たちの手でそぎ取られてしまいました。でも20日までに再びさるのこしかけのようにふくらんできました。そしてそのキノコの下のほうには幅30センチほどのさるのこしかけそのものができてました」と又井さんはメールで報告する。
又井さんは昨年10月17日にもメールで不思議な甲羅をしたカニを男鹿半島で見つけたと報告して下さっている。白い甲羅を背負ったカニで、黒っぽい模様があって、その模様がまるで人の顔のようにも見え、人面ガニと話題になった。カニは県水産振興センターの鑑定でイソガニの仲間と分かったが、又井さんは「カニは10ケ月間、我が家のペットとしてかわいがられましたがついに永眠しました。その節は取り上げていただきありがとうございました」とお礼を述べる。
そして今度は不思議なキノコ。23日朝、同市日の出町の元教師でキノコに詳しい後藤昭三さんを尋ねたら「ああ。これはマスタケです」と教えてくれた。サルノコシカケの仲間で、魚のマスの身の色に似ていることから付けられた名前という。春から夏にかけて成長し、耳たぶのように柔らかい若いうちなら「味噌汁にして食べるとおいしい」と後藤さん。秋になると木質化し、サルノコシカケのように堅くなるという。キノコは道路に面したクリの枯れ木に生え、後藤さんの言うように触ってみたら耳たぶのようにふわふわしていた。「気になって、気になって仕方なかったけど正体が分かってホッとしました」と又井さん。