大曲市のイーストモール
アフリカ・ケニアの写真など見応えタップリ(3月8日・土)
全日本写真連盟大曲支部の「第28回写真展」が大曲市のイーストモールタカヤナギで開かれている。会員23人が旅先やドライブ、祭りや自然を求めて撮った作品44点が全紙サイズで展示され、見応えタップリだ。
伊藤良雄さんの「早春」はまだ深い残雪のある玉川温泉のスナップ。多くのがん患者が命のつながりを求めて療養に訪れている光景のさりげないスナップだが、それが現実という報道写真的な重みを感じさせる。大友忠四郎さんの「男衆」は「ぼんでん」上げでの男たちの壮烈な争いを撮ったもの。祭りに燃える男たちのエネルギーが良く出ている。
黒沢悦子さんは「初夏の装い」「晩秋の滝」と題して美しい滝の風景を出品している。全日本女性写真コンテストで銅賞を得た作品だけに見応えがある。
佐井悦雄さんの「吹雪く日」は猛烈な吹雪の日に行われた男たちの裸参りのスナップ。恵比寿俵を担いだ裸の男たちに吹雪が襲いかかる。祭りに魅せられたアマチュアカメラマンの意気込みが作品から伝わってくる。鈴木リツさんは大曲市花館の「川を渡る梵天」とアフリカ「ケニア」で写した「燃える地平線」を出品。川を渡るぼんでんは中型カメラで撮ったとかで緻密な映像が美しい。「とうほく北本部ふるさと写真コンテスト」で特選に輝いた作品だ。ケニアで撮った「燃える地平線」は600ミリの望遠レンズに1.4倍のテレコンを付けた超望遠レンズ効果を見事に活かしたアフリカの夕陽が見事だ。
出品者全員がただ写真を写しただけでなく、「だから写したんだ」といった主張があって一つひとつの作品となっている。写真展は11日まで。