「新作花火コレクション」

パンフレット作成、販売中

全国の若手花火作家25人が打ち上げ(3月12日・水)

 NPO法人大曲花火倶楽部(賢木新悦会長)は22日午後6時半から行う「新作花火コレクション」のパンフレットを作成、一部300円で販売を始めた。新作花火コレクションは全国の若手花火作家に独創的な作品を発表する場を提供し、チャレンジする意欲を育てたいと同花火倶楽部が主催となって始めて今年で12回目となる。今年も全国から選出された若手花火師25人が集い、最新の技術とアイディアを込めた作品を発表する。

 使用する花火は4号玉(4寸)10発、5号玉(5寸)5発の計15発の組み合わせで一つのテーマを構成し、それをいかに表現するかが課題となる。4号、5号玉は全国的に最も多く打ち上げられる鑑賞用花火。25人の花火師が瞬間の音と光りの芸術に込めた魂が楽しめる。

 パンフレットを見ても「市町村合併に『輪になって進もう』」、「宇宙創世」「読唇術!!何て言ってるの?」、「花火美術館〜ゴーギャンが描いた南国の楽園〜」「秋田のタマちゃん」「水墨画山水〜春の訪れ〜」など独創性に富んだテーマがいっぱい。

 本県からは大曲花火化学工業(大曲市四ツ屋)の新山良洋さん、大久保煙火製造所(六郷町)の大久保博さん、小松煙火工業(大曲市内小友)の小松忠信さん、和火屋(神岡町)の久米川和行さん、北日本花火興業(神岡町)の今野義和さん5人が出場する。

 またハーフタイムには賛同者した人たちの「願い」や「感謝」を相手に伝える「プライベート花火」も打ち上げる。7号玉(7寸)の大玉で夜空をこがす。フィナーレは「アトムが飛ぶ!」と題した創造花火。手塚治虫の漫画「アトム」は1952年に登場、以来、68年まで16年間にわたってマンガ雑誌「少年」に連載され、全国の子どもたちに夢を与えた。そのアトムは2003年4月7日の誕生と設定されて描かれた。子どもたちに今でも夢を与えている「アトム」。その誕生を祝って創造花火「アトムが飛ぶ!」が企画された。

 審査員は日本煙火芸術協会長の小口昭三さん、県産業経済労働部資源エネルギー課長の中村精さん、作家の西木正明さん、大曲市角間川町でガラス胎七宝とガラス彫刻工房を運営している「あんだんて」の伊藤美果さん、フジテレビのスポーツコメンテーターとして活躍している加藤博一さん、そして大曲花火倶楽部会長の賢木さんの6人。

 パンフレットは大曲駅の観光情報センター、大曲市商工観光課、大曲商工会議所、カネトク佐野町店で販売している。