大曲市から3人が優秀賞に
一般の部で佐藤ミチルさん、親子の部で佐藤啓子さん、照井浩子さん(3月14日・金)
秋田県ごはん食推進会議(品田稔会長)が主催して今月8日に秋田市の県学校給食会で開いた「あきたカフェランチ・コンテスト2002」チャンピオン大会の「一般の部」で優秀賞に輝いた大曲市通町のデザイナー・佐藤ミチルさんと「親子部門」で優秀賞を獲得した同市内小友の佐藤啓子さんが14日、市役所を訪れ、高野昭次助役に入賞の喜びを報告した。親子部門では佐藤さんのほかに幸町の照井浩子さん親子も優秀賞に輝いた。
カフェランチ・コンテストは秋田だからできる素敵な暮らしを実践したいと県産の食材を使用し、地産地消で活性化を図ろうと開いているもの。カフェランチは一つの皿に主食と副食をおしゃれに盛りつけ、楽しんで食べてもらう食事。一つの皿を使用することで後かたづけも簡単という利点がある。▽親子部門▽高校生部門▽一般部門に全県から128点の応募があった。
提出された食や農に関する小論文、カフェランチの図や写真・レシピを提出した中から一次審査した結果、各部門から5人がチャンピオン大会に参加する資格を得た。そしてコンテストで調理した結果、佐藤ミチルさんの「秋田雪味ランチ」が一般部門で優秀賞。親子部門では佐藤啓子さんと娘の亜美さん(内小友小6年)の「温故知新ランチ」と照井さんと娘の千晶さん(大曲中1年)の「野菜たっぷりランチ」が優秀賞に選ばれた。
審査評で「秋田雪味ランチ」は「秋田の食の分野にこうしたプレゼンテーション能力を持った人が登場したことは喜ばしい」と褒められた。「温故知新ランチ」に対しては「食に対する考え方がしっかりしており、作る過程の親子の会話が聞こえてくる」、「野菜たっぷりランチ」は「親子の愛情と食を大切にした家庭生活が伝わってくる。使っている食材も地場のものが活かされている」とそれぞれ高く評価された。
佐藤ミチルさんは「チャンピオン大会に選ばれた15人のうち3人が大曲市民で、しかも3人とも優秀賞となった。大曲の女性がチャレンジすることは男女共同参画にもつながる」と高野助役に報告していた。ミチルさんは食堂「みちるや」も経営。昨年は「花火ラーメン」を作り出してヒットさせた。しかも1月には雄物川町で開催された「銀河系ほらふき大会」で「ほらふき大賞」も受賞。ミチルさんは同町特産のマツタケに絡めて「雄物川にはマスコット『松茸星人』が住んでおり、町宣伝のCMで活躍してもらおう」と呼びかけて大賞に輝いた。
今回のカフェランチでの優秀賞、そして「ほらふき大会」での大賞受賞を合わせて報告したミチルさんは「これを機に大曲の元気回復のため食・農・商を街のデザインの一環としてチャレンジしたい」と話した。そしてカフェランチで優秀賞に輝いた3人の作品を4月の第一、第二、第三日曜日に順番で食堂「みちるや」で販売し、商につなげたいと張り切る。