第5回大曲仙北合併協議会

05年3月末を期限内に合併へ

法定の協議会設置に向けて8市町村長が署名(3月14日・金)

 第5回大曲仙北合併協議会は14日午後2時から南外村のコミュニティーセンターで開かれ、法定の「大曲仙北合併協議会」設置に向けた協議書に署名した。これによってこれまで任意で協議を重ねてきた大曲市とその周辺7町村の協議会は法定協議会の場へと移され、05年(平成17年)3月31日までを期限内に合併に向かっての協議が始まる。第1回目の協議会は4月4日午後2時から仙北町のふれあい文化センターで開かれる。

 この日は事務事業実態調査結果と協議会予算の決算見込み、残余財産の帰属について協議、原案通り可決してから署名に入った。

 協議会には会長の高橋司大曲市長、副会長の今野正彬神岡町長、小松隆明西仙北町長、熊谷勲中仙町長、山谷屮二協和町長、田口宏暢南外村長、伊藤稔仙北町長、高貝久遠太田町長、それに8市町村議会の議長と議会代表の委員2人の合わせて32人が出席。

 事務局側は合併協定項目だけで1563項目もあり、最も重要で協議が長引くと思われる新市の名称や事務所の位置、財産の取り扱い、議会議員の定数及び任期、農業委員会の委員定数及び任期、地方税の取り扱い、特別職の身分の取り扱い、一部事務組合の取り扱いなどを早めに提案したいと述べた。

 そして大曲仙北合併協議会設置協議書と大曲仙北合併協議会の規約等に関する確認書に署名した。終わると会場からは一斉に拍手が飛んだ。合併協議会の規約では会長は高橋大曲市長に副会長もこれまで通り7町村の町村長が就任。そして学識経験者として県仙北地方部長を委員に選任することを決めた。

 署名後の記者会見で高橋大曲市長は「各町村議員のご配慮、ご理解によってここまで来れた。これからは新市の構想を練っていかなければならない。協定項目だけで1563項目もあり、お互い尊重しながら相談したい」と述べた。また今野神岡町長は「大曲仙北14市町村が一つになれなず、3つに分かれてしまったのは残念だが、8市町村が今まで以上にまとまって新しい市に住んで良かったと思われるよう頑張りたい」と答えた。小松西仙北町長は「ホッとしている。これから先は期待は大きく、不安は小さくと心がけ、新市の誕生に向けて対応したい」と抱負を語った。

 熊谷中仙町長も「ホッとした。仙北北部の協議会と両方に入って、最終的にこちらに入ることになったが、住民はまだ全員一致して来たのではないのでこれからも時間をかけて説明したい」と述べた。山谷協和町長は「8市町村の合併は多いような感じもする。新市誕生まではまだまだ紆余曲折もあると思うが譲るべきところは譲り、目標を達成したい」と答えた。田口南外村長は「それぞれいろんな歴史を持っている。共に発展するよう真剣に議論し、よりよい市にしたい」と語った。伊藤仙北町長は「希望と不安の交錯する重い一日となった。8市町村には9万8000人もの人が住んでいる。その人たちの夢と希望を大きな背中に乗せて、幸せと希望を持てる新市の建設に向けて頑張りたい」と答えた。高貝太田町長は「国際化と情報化、高齢化社会のこの時代を生き抜くためには地方分権社会としなければならなかった。合併はその手段として必要だった。住民から合併して良かったと言われるよう努力したい」と述べた。

 法定になってからの事務局は現在のまま仙北町堀見内字元田茂木の仙北町ふれあい文化センター内に置く。また委員は現在の32人と県仙北地方部長のほか関係市町村から民間の学識経験者2人が選任される。4月4日の第1回目の協議会以降は原則として毎月第4水曜日に同文化センターを会場に開催する。