角間川小では20人が中学校への夢を抱いて巣立つ(3月18日・火)
大曲市では18日、市内7小学校の卒業式が一斉に行われた。角間川小学校(伊藤孝之校長)では会場の体育館が地元の「花作りの会(平野兵吉会長)」が育てたカルシオラリアやサイネリア、アマリリスなど鉢植えの花でいっぱい飾られた中で挙行された。全校児童114人のうち男子11人、女子9人の合わせて20人が卒業した。
卒業生たちは進学する大曲南中学校の制服を着用して担任の小西裕之先生の引率で一人ひとり胸を張って入場した。在校生、教職員、来賓が拍手で迎えた。ステージ中央に下げられたスクリーンには入学式の日の思い出のビデオや入学前のまだ幼かったころの写真などが映し出され、児童一人ひとりが「中学校に入ったら英語や部活でも頑張りたい。ここまで育ててくれてありがとう」と父母や教職員へのお礼の言葉が述べられた。
卒業証書授与の後、伊藤校長は「今日まで無事育ち、晴れの卒業の喜びを迎えられたのはご両親をはじめとするご家族や地域の人たちの計り知れない支えがあったことを忘れないでほしい」と呼びかけ、「人は共に助け合わないと生きられない」と思いやりの心と自然環境を守る心を持ってほしいとはなむけの言葉を送っていた。
卒業生たちはこの6年間、雄物川を筏(いかだ)で下る冒険旅行を体験したり、オリンピック選手の浅利純子さんと走ることの楽しさを学んだこともあった。そして6年生になっての修学旅行は学校で初めての北海道登別・洞爺湖・札幌への旅を体験した。「生き生き森の教室」ではシイタケ栽培や西仙北町の森林に入って木の伐採を見学し、森の持つ不思議な力、自然の優しさを学んだ。6年間、いろんな思い出を刻み、生きるための智恵を学んだ。
在校生と向き合っての「門出の言葉」のやり取りでは感極まって泣きながら合唱する卒業生の姿もあった。退場の際は在校生の代表2人が卒業生の一人ひとりに花束を贈呈して見送った。卒業生たちは卒業証書を手に夢と希望を抱いて退場した。