大曲市の2月定例議会閉会

予算案、条例案など38議案を可決

高野昭次助役が辞任報告、今秋の市長選出馬へ(3月20日・木)

 先月27日から開会していた大曲市の2月定例議会は20日、最終日を迎え、上程されていた平成15年度一般会計予算など予算案20件、条例案14件、議決案2件を原案通り可決、承認した。またこの日、同市内小友に建設している総合公園野球場グラウンド及び外野スタンド整備工事の工事請負締結の議決を求める案件と人権擁護委員の候補者の推薦を追加提案、議会は両案とも可決、同意して閉会した。

 工事請負契約は指名競争入札の結果、秋田振興・加藤産業建設共同企業体(小原陽太郎代表)が2億2050万円で落札した。人権擁護委員は同市大曲西根字元木98の3、元四ツ屋小校長の佐々木眞一氏(68)。佐々木氏は3期目となる。また全議員連名で「松くい虫被害根絶のための取り組み強化」に関する決議をして国に提出した。

 議会開会に先立って、高野昭次助役(53)=中通町=が高橋司市長に「辞職願」を提出、受理された。議会審議が終えるのを待って、高野氏は議会にも助役辞任を報告した。高野助役は2000年8月8日の臨時議会で故・辻原俊明助役の後継者として高橋市長の指名を受け、議会の同意を得て就任。2年7カ月の在任だった。残務を整理して今月いっぱいで辞任し、今秋10月20日に任期満了を迎える市長選に出馬する。

 今度の定例議会には旧松倉小学校を利用して、市社会福祉協議会が知的障害者更生(通所)施設を設置することを契機に、市有財産の交換、譲渡などを公共団体にも行えるよう改正するための「財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部改正」や勤労青少年プール及び勤労者野外活動施設が4月1日に雇用・能力開発機構から譲渡されること、さらに勤労者総合福祉センター「サンクエスト大曲」も6月1日に同機構から譲渡されることに伴う条例の制定など条例案14件、平成14年度一般会計補正予算案、同15年度一般会計当初予算など予算案20件、議決案2件の合わせて36議案が上程されていた。

 平成14年度一般会計補正予算は4億2290万7000円で、補正後の累計額は171億1338万1000円となる。身障者更生援護施設入所措置費や保育所運営事業費など福祉予算が当初見込みより大幅に減額となったことなどから「財政調整基金積立金」として約5億円を計上した。平成15年度一般会計当初予算は145億6138万4000円で、昨年度に比べ2853万7000円減、伸び率マイナス1.9%の予算となった。