大曲民族舞踊同好会

万踊衆の輪が広がった

Andanteの伊藤さんの呼びかけで「ソーラン節」(3月27日・木)

 大曲市角間川町のあとりえ「Andante」が事務局となって結成した「大曲民族舞踊同好会『万踊衆』」の体験練習会が26日、日の出町のサンクエストで開かれた。田沢湖町の劇団「わらび座」を退職後、同町神代の自宅で踊りの塾「万踊衆」を開いている菊池正平さん(56)を講師に開いたもので、男性1人、小学生1人を含む20人が参加、民謡「ソーラン節」を学んだ。

 体験練習会は昨年8月に本紙で紹介した菊池さんの記事を読んだAndnteの伊藤美果さん(44)が「体力づくりのために踊りを習おう」と11月になって入門。月1回のペースで練習していたが「楽しいし、一人でやっているのはもったいない」と仲間を募ることにした。菊池さんは先月26日に市教育委員会が開いた市民大学で横笛のプロを目指す安藤陽介君(20)=田沢湖町神代=と共に踊りを披露。その踊りのパフォーマンスに感激した人たちが伊藤さんの呼びかけに応じて参加した。

 最初は「とても踊れない」「見学だけ」と遠慮していた人たちだったが、「わらび座」で踊り手を育ててきた菊池さんの熱意のこもった言葉にいつの間にか参加者の多くが踊りの輪に入っていた。「ちょっと足が悪くて」としり込みしていた年配の人も「無理しないで、できる範囲でいいんです。わぁ、お母さん、じょうず!」といった褒め言葉に笑顔いっぱいで踊りの渦へ。この日はソーラン節の2番までの振り付けを中心とした踊りだったが、一時間ほど経つと「そ〜れ引け!よいしょ〜!」と大きな掛け声も出て、すっかりたくましい〃漁師〃になりきっていた。

 休憩の合間には菊池さんが一人で「ソーラン節」全曲を踊って見せたが、「う〜ん、さすが」「すごいね」と誰もがため息。最後には簡単な「盆踊り」も教えてもらうサービスもあって全員で輪になっての踊りとなった。

 伊藤さんは「今回は体験会ということで、ワンデイイベントのつもりでしたが、参加した人たちから『せっかくだから全曲覚えたい』『4月はやらないんですか?』との声もあって、来月も続きをやることにしました。この分だと、すぐに大きな同好会になりそう」と感激している。

 来月からは第2、第4金曜日午前10時から11時半までサンクエストで開く。受講料は一人500円。問い合わせ参加申し込みは「Andante」(0187─65─2666)へ。