田沢湖町の町立田沢湖病院完成

6月3日から開業、21、22日に内覧会

快適な室内空間、ガーデンホールなども(5月7日・水)

 完成した田沢湖病院田沢湖町の町立田沢湖病院の移転改築工事が完成、6月3日の開業に向けて外構工事が今、急ピッチで進められている。現在の病院は建築後32年経過、老朽化と手狭になっていた。このため現在地の西隣に用地を求め、01年12月から新築工事に取りかかっていた。建物本体は鉄筋コンクリート造り2階建て、約6160平方メートルの大きさ。質の高い医療サービスの提供、さらに福祉、保健との協力体制の充実を目指した病院として建築計画が進められた。

 ベッド数は現病院の77床に比べ60床と少なくなったが、人間的なコミュニケーションの場の提供、生活空間として患者にとって心地よく安らげる空間を目指し、緑と触れ合えるガーデンホール、屋上庭園などを設けた。院内も木材を利用し「温もり」のある室内空間とした。またバリアフリー対策を徹底し、ふれいあい広場、地域交流プラザ、ふれあいホールなども設け、冷暖房も完備した。病室も4床室が13室、個室は8室で、各病室にはトイレがあり、個室にはさらにシャワーも整備された。さらに1階には鉄筋コンクリート造り平屋建て約913平方メートルの健康増進センターも併設した。センターには歯科診療所のほか母子健康相談や高齢者相談室、栄養相談室、調理実習室も設けた。

 診療科目はこれまで通り内科、外科、整形外科、循環器科、呼吸器科、アレルギー科、神経内科、脳神経外科、皮膚科の9科だが、新たに眼科、耳鼻咽喉科、泌尿器科診療も検討している。医療機器では最新のMRI(磁気共鳴断層撮影装置)も導入した。常勤の医師は5人で、医師を含めた総職員は61人。

 建設工事費は32億8800万円で、医療機器や備品などで約4億1878万円を投じた。

 町では21日午前9時からと22日午前9時から病院の内覧会を実施する。21日は午後5時まで、22日は午後8時まで。スリッパの持参が必要。