春の交通安全運動スタート

藤木地区ではわらじをプレゼント

大曲市では駅前で街頭キャンペーンで呼びかけ(5月12日・月)

 わらじをプレゼントする安全会の人たち春の全国交通安全運動が11日からスタートした。今年は統一地方選の関係で1カ月遅れの開始となった。11日、大曲市藤木地区交通安全会(大坂義徳会長)では同地区の交通安全母の会(進藤千代子会長)と協力して大保地区の県道でドライバーに手作りの「わらじ」をプレゼントしながら交通安全を呼びかけた。一方、大曲市交通安全対策協議会(会長・高橋司市長)では12日朝、JR大曲駅前で幼稚園児らも参加して「街頭キャンペーン」を実施した。

 藤木地区での「わらじ」のプレゼントは4年前に97歳で亡くなった川越正治郎さん=藤木字一本木=の遺志を継いだもの。川越さん1970年から10年間、藤木公民館の夜警員として勤務。公民館に宿泊しながら趣味のワラ工芸に取り組んだようだ。最近になって公民館の後かたづけをしたら「交通安全」のしおりを結んだ「ミニわらじ」が段ボール箱いっぱい見つかった。

 川越さんが残したわらじ数えてみると150組みもあり、その川越さんの遺志を伝えようと藤木地区交通安全会と母の会では11日朝9時から大保地区の県道で街頭キャンペーンを展開。大曲署の協力を得、約30人がドライバーに川越さんが編んだ「わらじ」をプレゼントしながら交通安全を呼びかけた。

 一方、市交通安全対策協議会の駅前での街頭キャンペーンには交通指導体、安管事業主会、ダンプカー協会、子供会など23団体から約80人が参加。会長の高橋市長は「交通ルールを守り、正しい交通マナーを習慣づけ、事故のない明るく住みよいまちづくりを目指そう」と呼びかけた。高橋三郎大曲警察署長も「運動の重点目標は子どもと高齢者の歩行中と自転車の事故防止、そしてシートベルト、チャイルドシート着用の徹底、さらに飲酒・無謀運転の追放だが、小さなお巡りさん姿で参加した幼稚園児を見てもこうした子供たちを事故から守っていかなければならないと痛切に感じる」と訴えた。

 続いてお巡りさんの制服を着た北幼稚園児10人が「僕たち、私たちは交通ルールを守ります」と誓いの言葉を述べた。そして参加者は3班に分かれて通勤のドライバーにビニールひもで編んだ金魚の交通安全グッズとパンフレットを配りながら、街頭キャンペーンを実施した。

 ミニお巡りさんとして参加した北幼稚園児運動は「急がずにマナーとゆとりで交通安全」をスローガンに20日まで実施される。大曲署管内の今年に入ってからの交通事故は発生が158件で昨年同期より16件減少、亡くなった方も2人で昨年より3人少ない。