ワンちゃんとの生活を楽しく

家庭犬のしつけ方教室開催

大曲保健所=専門家がしつけの実技指導(5月18日・日)

 散歩の実技指導も家庭犬のしつけ方教室が18日、仙北町の健康広場で開かれた。飼い犬との触れ方やマナーを学び、犬との生活をより楽しいものにしようと大曲保健所が呼びかけた。犬を飼ってはみたもののむだ吠えや散歩に連れていくと飼い主を無視した歩き方をする犬、さらに言うことを聞かないなどで困っている人は意外に多いと保健所。そうした人たちの悩みを聞き、専門家のアドバイスを受けさせたいと秋田市浜田の県動物管理センターから5人の職員が派遣された。

 ラブラドールリトリバーやヨークシャテリア、パピヨン、ビーグル、秋田犬の雑種など様々な犬を連れた愛犬家12人が参加。また犬を連れて来ないで講習だけを受けたいと30人ほどの見学客もあった。管理センターでは訓練済みのモデル犬を使って「お座り」や「伏せ」、そして仰向けにさせて犬のお腹をなでるなど犬とのコミュニケーションを深めるためのしつけの基本を指導。

 「ワンちゃんは甘えさせると飼い主よりも立場が上なんだと思ってしまう」と服従させる訓練がいかに大事かを強調していた。そして「犬には飼い主に服従するという本能を持っており、言うことを聞いた時はほめるのが大事。言うことを聞かないからと叩いたりすると犬もおびえ、飼い主との信頼関係を損なうことになる」とアドバイス。

 犬を連れてきた人たちは大きな輪となって会場を歩き、散歩の仕方やエサを与えてお座り、伏せなどを覚えさせるための実技を専門家から直接、指導を受けていた。また会場には獣医師たちもいて犬の健康管理の相談にも応じていた。

 室内犬を飼っている人は「お客さんが来ると吠えて困ってます」と相談していたが、管理センターでは「その時に叱ると、犬は逆に家族も応援しているんだと勘違いしてますます吠えます。犬が吠える場所にひもで結んだフロアマットを敷いておき、犬がその上で吠えたらマットをグイッと引っ張ります。ワンちゃんはビックリし、吠えることで天罰を受けるんだと学習します」とアドバイスしていた。2時間ほどの勉強会だったが、参加した人たちはワンちゃんとの生活をより楽しいものにしたいと熱心に指導を受けたり、個別相談していた。