宮城県沖を震源地に県内グラリ

大曲市は震度5弱を記録

ブロック塀倒壊、夕食の準備中にヒヤリ(5月27日・火)

 倒壊したブロック塀・大曲市田町で26日午後6時24分ごろ、宮城県沖で発生したマグニチュード7.0の地震で、大曲市役所の震度計は震度5弱の揺れを記録した。この地震で同市役所の調べでは田町の民家の高さ1.1メートルのブロック塀が15メートルにわたって崩れた。また朝日町と若竹町では道路照明灯がぶら下がったり電球が落下する被害があった。一部で水道が濁る被害もあった。一方、県の調査によると田沢湖町の県立田沢湖スポーツセンターで鏡が落下して破損。六郷町では民家の石塀が長さ約27メートルにわたって倒壊した。

 大曲市役所総務部防災対策室に設置している地震計によると午後6時24分に震度5弱を記録、さらにその一分後の25分には震度4弱、26分2、27分1と3分間にわたって揺れた。また午後10時34分にも震度2、さらに27日午前0時44分にも余震が発生して震度2を記録した。この地震で防災対策室と土木、生活環境などの職員50人が出て市内を巡回して被害調査した。また消防署も消防車を出して市民に火災予防を呼びかけた。

 地震発生時がちょうど夕食の準備に入ったばかりで外へ避難した人たちは「台所のガスは消したか」と家族同士で確認し合っていた。大曲市角間川町のスーパー内にある薬店では商品が崩れ落ちる被害もあった。20年前のこの日の昼に日本海中部沖地震が発生し、県内では83人もの命が奪われた。買い物客たちは「余りにも偶然。あの日を忘れるなということかもしれない」と同じ日に発生した強い地震に驚いていた。