大曲市シルバー人材センター総会

02年度の契約額は1億8000万円に

「元気で働くことこそ長生きの秘訣、健康を第一に」と齋藤理事長(5月28日・水)

 大曲市シルバー人材センターの総会が28日、グランドパレス川端で開かれた。会員473人のうち143人が参加。齋藤充雄理事長は「大曲市シルバー人材センターは15年前の平成元年4月1日に会員356人でスタートし、その年の契約額は3590万円だった。5年後は373人で契約額は1億100万円となり、不況が長引きながらも昨年の契約額は約1億8000万円だった。もう少し頑張れば2億円を超える。会員も高齢化しているが、元気で働くことこそ長生きの秘訣であり、健康を第一にむだのない生活、無理をしない慎重な仕事をこなし、頑張ろう」と呼びかけた。市からは高橋司市長に代わって久米正雄産業経済部長、議会からは仲村力夫議長、それにハローワーク大曲の高橋文雄所長らが来賓として参列した。

 同センターの02年度事業実績によると会員473人(男347人、女126人)で、受注件数は4560件、契約金額は1億8026万7000円だった。前年度に比べ1284万円(7.7%)の伸びとなっている。地域経済の低迷で前年度割れする県内のシルバー人材センターが多い中、大曲が確実に実績を伸ばしているのは「ていねいな仕事と依頼者との信頼関係が実った」と同センター。

 473人のうち実際に就業した人は376人で、就業に対する一人当たりの配分金は年間約43万円だった。事業別にみると公共関係が969件で約7500万円、企業は1431件で約7200万円、一般家庭は2135件で約3200万円。

 公共の主な仕事は学校の用務員や公共施設の管理、そして大曲の花火の桟敷席のゴミ回収など。企業関係は飲食店の皿洗い、結婚式場の送迎用運転手、社内の掃除など。一般家庭からの依頼は冬囲いや庭の手入れ、さらにふすまや障子張り、家屋の修繕など。中には不登校の相談や家庭教師の要望もあった。最近は介護保険の対象にならないお年寄りをかかえている家庭から病院への同伴や家事援助として幼・保育園児の送り迎えや犬の散歩依頼もあるという。

 会員たちは技能をさらに磨こうと昨年も造園技術講習会を受けたり、パソコン、さらに訪問介護員養成研修、住まいの補修、塗装、調理実務などを行った。しかし、会員の高齢化も進み、平均年齢は69歳となった。男性の最高齢者は89歳、女性は85歳。このため昨年度は67人が入会しても、56人が高齢を理由に退会している。総会では02年度の決算、03年度の事業計画、予算などを原案通り可決しながらも安全就業に努めることなどを誓い合った。