今年も出ました!

雪室純米吟醸酒「角間川」

大曲市藤木の金紋秋田酒造(11月12日・水)

 「今年も出ました。雪室純米吟醸酒『角間川』」。大曲市藤木字西八圭の「金紋秋田酒造株式会社」(尾形吉多郎社長)では昨年売り出して好評だった「雪室」で一年間眠らせた清酒「角間川」を地元の酒販店限定で販売している。

 名前の元となった角間川町は藩政時代、雄物川船運で栄えた地主町。川港があり、県南最大の米の集積地として栄えた。同社のある八圭地区も共存共栄した。その歴史と伝統のある「角間川」の名を「地域興しのフラッグシップとしたい」と佐々木孝常務の発案で仕込んだ。

 酒は昨年仕込んだ純米吟醸酒を雪室で一年間貯蔵。雪室だと夏でも室温は3度と安定。冷蔵庫とは違った湿度もあり、その微妙な環境が酒に柔らかさと滑らかさ、うまさを与えるという。同社は「秋田富士」と「金紋秋田」、紙パック「うまいしょう」を販売しているが「角間川と名付ける以上、下手な酒は出せません。味には自信があります」と佐々木常務。昨年売り出した雪室純米吟醸酒「角間川」は春までの販売予定だったが、正月早々に売り切れるほどの好評さだった。

 今年はその雪室純米吟醸酒の他に「角間川大吟醸・一番袋絞り」も売り出した。吟醸酒は720ミリリットル入りで1500円。1.8リットルで3500円。贈答用箱入り720ミリリットル2本セットは箱代も含めて3500円。いずれも限定品。

 一方、「角間川大吟醸・一番袋絞り」は1.8リットルで桐の箱入りで1万円。20本のみの限定販売。720ミリリットルも桐の箱入りで5000円。30本の限定販売。一番袋絞りは酒造米の王さま「山田錦」を40%まで磨いた。そして酒袋で一昼夜ゆっくり絞った最初の上澄みだけを詰めた酒。冷やで飲むのが適している。販売先などの問い合わせは同社(0187─65─3560)。