県展「第1回大曲仙北展」

六郷町の学友館

県展の入賞・入選作、一堂に展示(11月13日・木)

 六郷町の学友館で県展「第1回大曲仙北展」が開かれている。今年の「第45回秋田県美術展」(県展)で入賞・入選した作品のうち、大曲市仙北郡内の出品作家に協力を呼びかけ、その作品を鑑賞する機会を身近に設け、地域の芸術文化の振興と向上に資したいと企画した。県展には大曲仙北から121人が入賞・入選を果たし、今回は96作品が寄せられた。

 日本画は16点でその中には奨励賞に輝いた高田文雄さん(田沢湖町)の「曙光」も。高田さんの作品はかやぶき屋根の家に朝日が当たり、田植えが終わったばかりの田んぼにその陰が落ちた光景を描いたもので春の喜びが絵から伝わってくる。彫刻では特賞に輝いた佐藤励さん(角館町)の「秋思」。夢みる乙女の立像で、表情の豊さが心を捉える。工芸では奨励賞を受賞した山田実穂子さん(大曲市)の「眺める」、書道では大森真園(大曲市)の「松の下」が見事だ。

 写真では特賞に輝いた佐藤秀樹さん(西仙北町)の「僕の夢」。子どもを上から切り取ったカメラアングルが見事だ。このほか奨励賞の藤井正悦さん(神岡町)の「冬日」、高橋彰二さん(大曲市)の「花片賦」も楽しめる。

 デザインでは特賞に輝いた渡部智子さん(中仙町)の「三つのイメージ」や、奨励賞を獲得した熊谷政幸さん(中仙町)の「Arts&Words」、長澤光さん(仙北町)の「涙」、佐藤舞子さん(西仙北町)の「Japanese Beauty」などが目を引く。

 展示された作品は洋画でも写真でもまた工芸、書道でも「さすが県展の入賞、入選作」とうなずける芸術性の高い作品ばかり。見応えタップリで、観る価値は充分だ。展示会は12月21日まで。月曜日休館。一般・大学生は210円。高校生以下無料。