祖父母を招いて3世代交流
縄ない、こま回し、そして餅つきを楽しむ(11月18日・火)
大曲市内小友小学校(佐藤弥生校長・児童数140人)の祖父母参観(3世代交流)と収穫感謝祭が18日、同校で行われた。地域の人たちと共に昔の遊びを通じて故郷の良さを見つけ、餅つきをしてお米を収穫した喜びを味わおうと1昨年から始めた。3世代交流はこれまで内小友公民館が主催していたが、学校の方が集まりやすいと公民館からの依頼もあって学校行事とした。
祖父母参観は午後1時から始まった。学校にいる孫たちの元気な姿を見られるとおじいさん、おばあさんたちはニコニコしながら連れ立って校門をくぐった。そして風車作り、お手玉・メンコ・けん玉遊び、縄ない、こま・あやとり・まりつき遊び、松ぼっくりツリー作りなど7種類の遊びの場に散って孫たちと遊んだ。
お手玉、あやとりはおばあさんたちが子どものころ遊んだゲーム。メンコ、こま回しはおじいさんたちが子どものころの遊びだった。そして風車もタコ揚げのタコも自分たちで作って遊んだ。縄ないは家業の手伝いとしてやった。みんな懐かしい遊びや仕事だ。おじいさん、おばあさんたちは自分たちの〃出番〃だと目を細め、孫たちに遊び方や縄ないの方法を教えていた。
終わると全員が体育館に集合。お母さんたちも集まって第2部の「笑顔きらきら3世代の集い」となった。佐藤校長は絵本を読んで「欲張った生活よりも今の幸せを大事に仲良く暮らそう」と笑顔で過ごせる大切さを語って聞かせた。そして「おじいちゃん、おばあちゃん。子どもたちの思い出づくりにたくさん集まってくれてありがとう」とお礼を述べた。ステージでは内小友公民館でお母さんたちと一緒に「大正琴」のサークル活動している6人の子どもたちが、10人のお母さんたちと「モミジ」や「ドングリ」「古里」などを演奏して聴かせた。
第3部では「収穫感謝祭」となり、3年生21人が総合学習の時間で調べた学校田での稲の生育の様子を「田んぼのひみつ大公開」と題して発表した。3年生は田んぼに住んでいるミズスマシやミズカマキリ、カブトエビ、クモなどの昆虫を絵に描いて、「トンボは稲に集まる小さな昆虫たちを食べてくれる」「ヤゴは稲を食べる害虫です」などと発表、おじいさん、おばあさんたちをすっかり感心させていた。
最後にはそのおじいさん、おばあさんたちが会場に用意された6つのうすで餅をつき、全員であんこ餅やきな粉餅を味わった。学校田で育てた米は「あきたこまち」。それを全校児童で田植えし、10月8日に稲刈りして、JA秋田こまち内小友支所が餅コメに換えて用意していた。子どもたちはきねを持ち上げるおじいさんたちのたくましさにも、また受け手として水をやって餅を回すおばあさんたちの魔法のような手さばきにもビックリしながら餅つきを楽しんでいた。