アマチュア画家集団

彩友会の第68会展

持ち味発揮した絵40点=30日まで(11月28日・金)

 アマチュア画家集団「彩友会」の第68回展が大曲市の広域交流センターで開かれている。31人の会員が100号の大作から10号の作品まで40点を出品。それぞれの持ち味を発揮した絵で楽しませる。

 福田代之助さん(大曲市)の「暮景」は暮れゆく冬の松山に沈む夕陽が美しく、身近な山への愛着を感じさせる。高橋隆美さん(仙北町)の「傷つけし者たち」は筋肉質で躍動感タップリの若者たちを描いた作品。100号の大作だ。

 鎌田恭子さん(大曲市)の「ロシア民話」は冬のロシアの風景だが、ウサギやキツネ、フクロウなども登場し、まるでアンデルセンの世界に飛び込んだような錯覚を覚えさせ、観ていても楽しい。斎藤秀夫さんの「暮れ刻」は仙北平野を高い山の上から眺めた風景。水をたたえた田んぼが夕陽を受けて輝く光景は美しい。

 播磨恵美さん(大曲市)は「いつものリズム」と題した絵。色彩がとても味わい深く、幻想的なシャガールの絵の世界を思わせる。橋本健次郎さん(西木村)の「老舗」は雪の朝の酒屋さんを描いた。人の香りが感じられるような親しみやすさが絵にある。佐々木小夜子さん(大曲市)の「時を司る女」はどこかエキゾチックな女性の目が魅力だ。展示会は30日まで。足を運ぶ価値は充分だ。