地域高規格道路

「大曲西道路」=26日に一部開通

地域活性化への期待を背負っての自動車道(10月3日・金)

 一部開通する大曲西道路=飯田IC地点地域高規格道路「国道105号大曲西道路」の一部が26日、開通する。西道路は秋田自動車道大曲インターチェンジ(IC)へのアクセス道として大曲市街地の交通混雑の解消と地域活性化の期待がかかっている無料の自動車専用道路。将来は「本荘大曲道路」として日本海側と内陸部を連結する循環型交通ネットワークを形成する道路として位置づけられている。今回、開通するのは同市内小友の「山根IC」から「飯田IC」までの約3.3キロ。一部開通とは言え、大曲ICへとつながる設計速度80キロの自動車道となるだけのその経済効果は大きい。飯田ICへ連結する同市の都市計画道路「飯田線(総延長約3キロ)」は1日に開通している。

 大曲西道路は大曲ICと国道13号大曲バイパスとを結ぶ道路として1997年から工事が始まった。将来の幅員は片側2車線の22メートルだが、当面は対面交通で車道幅は7メートル。用地取得費を含め、これまでに約157億円の事業費を投じた。開通する約3.3キロ間には雄物川に架かる長さ602メートルの「大曲南大橋」と延長約76メートルの「小友川橋」工事、それに旧国道13号線と飯田線をまたぐ長さ265メートルの「飯田高架橋」の建設という大工事があった。大曲南大橋は県管理の橋梁では最も長い橋となる。

 残りは山根ICから大曲ICまでの約1.8キロと飯田ICから国道13号までの約1.7キロ。県仙北地域振興局建設部では「平成18年(06年)までには全面開通させ、19年の秋田国体には間に合わせたい」と話す。現在、大曲市役所から大曲ICまでの距離は約7キロ。途中に狭隘な大曲橋(通称・金谷橋)があり、大曲ICは「不便で遠い」と不評だった。今度の開通で大曲ICへは大幅な時間短縮にもなり、秋田新幹線へのアクセス道として車の流れも大きく変わり、地域活性化にも結びつくと期待されている。

 開通式は26日午前10時50分から山根ICで行い、午後3時から一般車両に開放する。また、開通を記念して12日午後1時から午後4時まで飯田ICで「開通プレイベント」が開催される。路上に金魚すくい、輪投げ、射的、水ヨーヨー、綿菓子など「子ども縁日コーナー」を設けたり、おもしろ自転車コーナー、竹馬コーナー、働く車の体験試乗などを楽しんでもらう。自動車専用道路なので「歩いて通行できるのは今回が最初であって最後です」と建設部では多数の参加を呼びかけている。