焼死したブタの処理をどうする
大曲保健所も想定外の数に困惑(10月29日・水)
神岡町で29日朝に発生した豚舎の火災で焼死したブタ4250頭の処理をめぐっては今後、大きな問題になりそうだ。大曲保健所では県、それに南部家畜保健衛生所とも相談したいとしているが、死亡したブタは埋めることも焼却することも出来ず、産業廃棄物処理法に基づいて処理業者に依頼するしかない。だが、その処理業者も県内にはおらず県外の業者となる。しかも途方もない頭数だけに「果たして業者も対応できるのか」と心配するのだ。一方、今野正彬神岡町長は「町としては火災現場の後かたづけなどの手伝いはするが、死んだブタの処分は業者の責任でやってもらうしかない」と話す。
肉用とならずに死んだ牛やブタの場合、広域市町村圏組合で運営している大曲市のへい獣処理センターで冷凍保存し、最終的に県外の化製処理業者から引き取ってもらい、骨分として肥料にしている。今回もそうした業者に依頼することになるが、余りに多い量だけに「想定したこともない」と大曲保健所。「冷凍保存してもらい、時間をかけて処理してもらうしか方法がないのでは」と話す。
火災原因は調査中だが、大曲消防署では子豚を寒さから守るための保温機の電源を入れていたとの話しもあり、その加熱も考えられると慎重に調べている。