石塚陣営も女性の集い
民間活力で市政を変えたいと石塚氏(9月21日・日)
任期満了(10月20日)に伴う大曲市長選に立候補を表明している会社役員・石塚柏氏(55)=泉町=の「みんなで市政(おおまがり)を変えたい!石塚かしわの集い」が21日午後2時から大曲エンパイヤホテルで開かれた。実質的な女性の集いで、ホテル側が用意した180席を大幅に上回る約250人の集まりとなり、いすとテーブルを急きょ増設した。陣営は「予想外のこと」と女性陣の出足の良さに自信を深めた。同市長選は28日告示され、10月5日、投・開票となる。元県議の栗林次美氏(55)=栄町=は14日に同ホテルで寺田典城知事を迎えて約700人の総決起集会を開催。一方、元助役の高野昭次氏(54)=中通町=は19日にグランドパレス川端で約600人の女性の集いを開いている。
「動員をかけたわけではないので用意した席が埋まるかどうか」。石塚陣営は弱気だった。しかし、予定の時間が近づいても訪れる女性陣の列は絶えることなく、ホテル側ではいすとテーブルを運んで席を大幅に増やした。そして10分遅れて石塚氏が富貴子婦人と共に会場入りした。
後援会長の榊田進会長が登壇。「座談会に行くと大曲は市役所から出た方が24年間も市長を務めてきた。一方の横手は民間から出た人が市長をやっている。このため大曲市は横手市に遅れてしまったと言われる。だから何とか市役所を変えてくれ、何とか挽回しなければならないとの注文が多い。だが、3人の候補は一線に並んだままだ。そこから抜け出すためには皆さんの力を借りなければならない」と支援を求めた。そして大坂猛夫、鈴木勝博の両市議が「大曲市政が革新の市政になったら一番困るのは皆さんたちだ。また行政主導の方が市長になっても何も変わらない」などと相手2陣営を批判。
これを受けて石塚氏が婦人と共に登壇。予想外の女性の集まりに「これだけの人が集まってくれとは思ってもいなかったので足が震えるほど感激した」と礼を述べ、「一生懸命頑張ります」と唇をかんだ。そして今年3月から市長選に向けて歩き始めた感想を「4年前はまだ景気にもあったかみがあった。しかし、景気は回復することもなく、日本全体が落ち込んでしまった。このため一軒一軒、家を回って歩くとリストラでお父さんは家にいて、子どもたちの就職さえ難しい」と深刻な雇用の実態を語った。
そして持論の雇用の創出と民間活力で大曲市政を変え、安全・安心の暮らしをつくりたいと3つの公約を強調。さらに4年前の市長選を振り返って「落選後、本当に4年後も選挙に挑戦できるのかな不安だった。しかし、それを支えてくれたのは今日、集まってくれた女性の方々だ」と述べると感極まって数秒間、涙を飲んだ。会場から激励の拍手が沸いた。それを受けて最後は涙声で「何としても皆さんの期待に応え、前に向かって頑張り、大曲市政を変えたい」と訴えた。