神岡町のイントラネット開通

今野町長、テープカットで祝う

電子会議など通じた住民とのコミュニケーションも(4月1日・木)
 
 イントラネットの整備でテレビ会議もやれる神岡町の「地域イントラネット基盤施設整備事業」が完成、1日午前8時40分から町役場総合情報センターで開通式が行われた。この事業は役場庁舎をはじめとする町内各公共施設を光ファイバで結び、各施設に配置した情報端末装置や自宅のパソコンから24時間、町の行政情報を得られるようにすると同時に電子会議などを通じて行政と住民とのコミュニケーションを深め、広く町民の声を町政に反映させるようにしたもの。開通式では今野正彬町長がテープカットを行ってシステム完成を祝った。

 町役場は改築され、2月23日にオープンしたばかり。庁舎の総合情報センターには50インチのプラズマテレビが設置され、町内の学校、幼稚園、保育園、公民館、道の駅、温泉宿泊施設「嶽の湯」など17施設が光ファイバで結ばれた。また情報センターにはIT研修室もあり、12台のパソコンも置かれている。5月からは専属のサポーターを同研修室に配置し、パソコンに不慣れな住民の研修に応じる。

 町のホームページからは各課所ごとの事務内容をはじめとする広報では載せきれない行事予定やお知らせ、各種申請手続き方法の案内など最新の行政情報を提供する。同時に町長や各課への意見や相談を受け付けるサイトも設け、寄せられた声に対して町長や担当者が直接回答する場も設けた。

 さらに「かみおか嶽雄館」などの社会教育施設、町民体育館、野球場などのスポーツ施設もホームページで予約できるようにした。またテレビ電話を使っての会議を行えるシステムも導入した。総事業費は約3億200万円かかったが、国と県の補助で町の一般財源からの負担はほとんどなかった。

 今野町長は開通式で「これまでパソコンにあまり興味のなかった方々も、講習などを通じて積極的に活用してもらいたい」と呼びかけ、「行政の最大の使命は住民サービスの向上にあり、住民と行政との対話を深め、市町村合併後も住民に身近な行政であるようこのシステムを最大限に活用したい」と述べた。そしてテープカットの後、パソコンを使って野球場の予約システムを試したり、テレビ電話を使っての会議を体験していた。