食品と灯油の共同購入を継続
交通事故や火災など損害保険の制度を学ぶ講演も(4月13日・火)
大曲市消費者協会の総会は13日、働く婦人の家で開かれ、04年度事業計画、予算などを決めた後、役員を改選、最後に日本損害保険協会東北支部の平島正さんを講師に「暮らしの中の危険と災害に備えて」と題した講演を聴いた。
会員360人のうち約50人が参加。石川篤子会長はあいさつで「来年度は市町村合併で大仙市となるため、32年間活動してきた大曲市消費者協会の総会は最後となる」とあいさつ。そして「昨年は私たち消費者にとって不安な出来事がたくさんあった」とBSE(牛海綿状脳症)や鳥インフルエンザの発生を引き合いに「消費者は安全で安心な肉や卵の供給が受けられるか心配だった」と述べた。さらに「オレオレ詐欺事件」やチラシ配りの内職を斡旋し、「まとまった収入が得られる」と代理店契約し、金をだまし取る詐欺を例に挙げ、「仕事もしないうちに金を取る話は危険だ」と呼びかけた。
来賓として参列した栗林次美市長は「社会の情勢は日進月歩、変化しており消費者自身の意識の向上も求められている。一人ひとりの消費生活の向上が豊かな社会の構築につながると思うので協会の活躍を祈る」と祝辞を述べた。総会では乾物、石けん、かぼちゃパウダー、地物豆類、お茶など食品と灯油の共同購入の実施などを決めた。
講師の平島さんは「災害には天災と人災がある」として「人災の中で最も大きいのは交通事故であり、加害者となった時、被害者となった時の対応」を具体的に語った。特に自動車保険の加入ポイントで注意しなければならないのは誤って人をはね、死亡させたり重い後遺障害を負わせてしまった場合、加害者は億単位の損害賠償額を請求されることも珍しくないため、保険加入にあたっては十分な対人・対物賠償資力を備えるべきだと平島さんは強調。同時に契約時に運転者の年齢条件付きで契約すると保険料が割引になる制度があるが、平島さんはその場合、保険料が安くなっても、26歳未満不担保特約で契約している場合、23歳の人が運転して事故を起こしても保険金は支払われないとし、お父さんが運転している車を免許を取得したばかりの18歳の息子が運転して事故を起こした場合も保険対象にならない危険があるなど具体的に語って、保険内容に注意が必要だと強調していた。
また火災保険でも住宅火災保険と少し高くなるが住宅総合保険とがあり、住宅総合保険だと雪で住宅が倒壊したり、自宅の通貨とか預貯金証書の盗難にあった場合でも一定の条件付きで補償されるなど覚えて得な保険の知識を語った。
役員改選では病気で亡くなった監事の鈴木せい子さん(四ツ屋)に代わって相馬鈴子さん(福見町)が選ばれた以外、再選となった。
役員は次の通り。
▽会長=石川篤子(日の出町)▽副会長=米沢栄子(須和町)、石川イチ(通町)▽監事=児玉恵子(日の出町)、相馬鈴子(福見町)▽会計=小林良子(緑町)