栗林大曲市長を囲む会

市長就任、半年

市町村合併の協議、譲り合いも必要と強調(4月19日・月)

 みんなで創ろう新しい大曲・市民の会(小林誠一会長)主催の「栗林つぐみさんを囲む会」が18日、大曲市のエンパイヤホテルであった。昨年10月の市長選で初当選した栗林次美市長の就任半年を迎えての支持者らの激励会。昨年11月の衆院選で初当選した御法川信英代議士の母・憲子さん、小松隆明西仙北町長、渡部英治、佐々木長秀両県議ら来賓をはじめ約250人が集まった。

 小林会長は「栗林さんは市長就任以来、この半年間、公約を果たすため真剣に考え、行動し、その成果を着々と上げている。これも市職員、市議会、市民一人ひとりの力添えのおかげだ。同時に市町村合併の協議会議長としても頑張っている。合併は市町村間の価値観の多様性、考え方の違いもあって難儀しているが、今日はその問題も含めて語り合って信頼、友情関係を深めてもらいたい」と訴えた。

 小松町長は「栗林市長は市町村合併の会長として気を遣い、斟酌しながら来年3月22日の合併を目指してのまとめ役として難儀している。議員の在任特例適用を反対する署名運動を合併協議会で退けたとの批判があるが、栗林さんは決してこの悩ましい問題を退けたのではなかった」とカバーし、「大仙市」誕生のための協議会が円満に進められるよう支持を求めた。

 栗林市長は「就任以来、皆さんにはいろいろ心配かけているが、本人は結構、一生懸命やっている。ストレスがたまり、張りつめた状態だが、むしろ緊張感があっていい」と心境を述べた。そして「市長としての仕事を通じて市職員との新しい信頼関係も生まれた。女房役である助役は議会との折り合いが付かず諦め、総務部長を中心に残された短い任期をやってみることにした」と決意を表明。そして04年度予算編成では「国から来るべき補助が切られ厳しい予算編成だったが、可能な限りの財政調整基金を取り崩し、この地域の経済が少しでも向上するよう新しい事業を盛り込んだ」と学校、福祉、高齢者に重点を置いた予算編成だったと報告。さらにJR大曲駅を中心に東西を結ぶ都市計画事業は「大曲の顔づくり」だとして「財政的裏付けを取って、しっかりとやらなければならない」と決意を述べた。

 また市町村合併にも触れ「まちが大きくなれば、中心部から離れた農村部はその恩典を受ける事はないと心配する声がある。残された任期は1年しかないが、公民館、支所を使って地域の問題は自分たちで考え、課題を見つけ、行政と一緒になって地域づくりをしていくという仕組みがこれからの自治のあり方だと思う。そうした仕組み、方向性を合併後の新しい市に結びつけたい」と訴えた。同時に「意見の一致するところを見つけるため、これからも手さぐり状態で話し合いを進めなければならず時には我慢し、譲り合わなければまとまらないものもある。議員の在任特例の適用も各市町村長、議会も悩んだり苦しみながら真剣に議論している。不満もあると思うが協議会を通じてしっかりと話し合って、合併して良かったと思われるよう頑張りたい」と強調した。