東北電力=営巣情報の提供を呼びかけ(4月22日・木)
東北電力大曲営業所では今年もカラスの繁殖期を迎え、電柱や柱上の変圧器周辺へ営巣し、停電事故が起きるシーズンが来たとしてお客さんからの情報提供を呼びかけている。カラスが営巣するための材料として鉄線やクリーニング店で使っている洗濯物の針金ハンガーを使うため、この金属類が電線に接触してショートし、停電事故を起こしている。同営業所によると昨年は県内全体で1194個の巣を撤去。うち大曲営業所だけでも114個あった。そしてカラスの巣が原因の停電は県内で2件あり、1451戸が停電した。
今年も秋田市で3月31日に15戸がカラスの巣が原因で停電する被害があった。そして3月31日までに294個の巣を撤去。そのうち大曲営業所では今月20日現在までに160個と昨年を大きく上回っており、パトロールを強めている。
同電力では営巣防止対策として電柱に風車式鳥害防止器を取り付けているが、風車だと風がないと回らないため、その間にカラスが飛んできて営巣し、風車の動きも止めてしまうケースが多いと言う。このため最近では長さ80センチほどの棒の先端からナイロンの輪を下げた「とまらん輪」といった道具を電柱に付けて営巣防止に使っている。なぜかナイロンの輪がカラスが気になって寄って来ないという。しかし、学習するカラス。効果はいつまで続くかと同営業所も首を傾げる。
このため一番の効果は早めにカラスの巣を見つけることでそのためにも「お客さんからの情報提供をお願いしたい」と呼びかける。カラスの巣に関する連絡は0187─63─3060へ。横手営業所は0182─32─4001。