大曲市制施行50周年

5月16日に市民会館で記念式典

前市長ら功労者、特別功績者及び功績者を発表(4月23日・金)

 大曲市は23日、市制施行50周年記念で表彰する功労者、特別功績者、功績者、それに感謝状を贈呈する特別表彰団体を発表した。同市は1954年(昭和29年)5月3日に大曲町、花館村、内小友村、大川西根村、藤木村が合併して誕生。1年遅れて角間川町が合併した。50周年記念式典は5月16日午前10時から市民会館で挙行する。

 功労者として表彰を受けるのは前市長の高橋司氏(75)=福見町=と前県農業協同組合五連会長の小松正一氏(80)=内小友=。功労者としては高橋氏が9号目、小松氏が10号目となる。50周年記念式典では功労者表彰などの後、大曲吹奏楽団と市民による合唱団での記念音楽会が開かれる。大曲吹奏楽団が3曲演奏後、小・中・高校生、それに一般市民で構成する200人ほどの合唱団が同楽団の演奏をバックに合唱し、市政施行50周年を祝う。

 式典終了後はグランドパレス川端に会場を移して午後0時45分から祝賀会を開く。市では出来るだけ多くの市民に参加してもらいたいと「祝賀会入場券」を市役所総務部秘書広報課と市民会館、それに各地区公民館で販売している。入場券は3000円。

 表彰者は次の通り。
高橋司氏
小松正一氏
◇功労者第9号=高橋司氏(75)。1961年県教育庁任用、73年初代文化課長などを歴任し、80年、大曲市教育長、83年、市助役を務めた。そして87年10月の市長選で初当選。第5代大曲市長に就任し、2003年まで4期16年にわたって市政発展に貢献した。清廉潔白で開かれた市政運営を目指し、その間、市民会館の建設、市立大曲病院の直営化と移転改築、さらに国県施設の誘致などで実績を挙げ、豊かさを実感できる文化都市づくりと交通の利便性の向上に努めた。そして3年連続で住み良さランキング日本一に評価されるなどの成果を残した。また大曲仙北広域圏の中心都市としての責務と地方分権社会における行財政基盤強化の必要性から、現在進めている合併協議会の基礎作りにも指導力を発揮した。福見町11番23号。

 ◇功労者第10号=小松正一氏(80)。1941年、旧制秋田中学卒業後、農業後継者の若きリーダーとして頭角を表し、63年に内小友農協組合長に就任。98年にはより強固な経営基盤の確立を目指して、仙北一円を範囲とする全県一の広域合併農協「秋田おばこ農協」誕生に尽力し、その初代組合長を務めた。さらに99年にはJA秋田五連会長に就任。地域農業の振興と農家経営の安定に力を入れた。また51年内小友村議に初当選後、大曲市議2期を経て67年には県会議員に初当選。95年まで通算5期20年にわたって地方自治の発展と住民福祉の向上に努めた。80年、県自治功労表彰、85年藍綬褒章、99年全国農業協同組合中央会農協功労表彰、03年、勲四等旭日小綬章を受章している。内小友字宮南52番地。
 ◇特別功績者=棟方宏一氏(65)。大曲市須和町出身で、テレビ朝日アナウンサーとして1966年から「桂小金治アフタヌーンショー」、73年からは「黒柳徹子13時ショー」、さらには皇室番組を担当するなど活躍。89年に首都圏在住の大曲市出身者の会「首都圏大曲会」の設立から現在までの16年間、同会の代表世話人として幅広い人脈を通して会の運営に尽くしている。横浜市在住。



【大曲市功績者】
熊沢ヤヱ氏
高橋武三氏
川越武彦氏
小原純一氏
石川勝三氏
児玉協三氏
下山維敏氏

 ◇保健衛生振興▽熊沢ヤヱ氏(78)=大花町=。1977年市保健推進員に就任、各種検診の受診推奨に努め、92年からは同連合会長として市民の健康維持増進に力を入れた。また82年から市更生保護婦人会副会長、89年には市結核予防婦人会長、市健康づくり推進協議会委員、2002年からは市地域婦人団代連合会長を務めるなど幅広く活躍している。

 ◇教育文化振興▽高橋武三氏(77)=花館上町=。1947年から教師として奉職。特色ある理科、音楽教育に力を入れ、83年県教育庁南教育事務所長を経て、84年大曲市教育長に就任。以来3期9年間にわたって市教育行政の推進に尽力。90年全国教育長功労者表彰、2001年勲五等双旭日章を受章。現在も公民館の歌唱講座を通して生涯学習活動を展開するかたわら、講演活動もしている。

 ◇地域福祉振興▽川越武彦氏(75)=藤木字丙一本木=。1965年に民生児童委員に就任、長年地域福祉活動に献身的に取り組み、82年には県南ふくし会理事、92年大曲保育会理事、93年藤木地区社会福祉協議会長、99年市社会福祉協議会監事として社会福祉の増進に努めた。2001年からは民生児童委員協議会長として市の民生と福祉の安定に努力している。

 ◇社会体育振興▽小原純一氏(73)=日の出町2丁目=。1966年市体育指導委員に就任。専門であるバスケットボールの普及と振興に尽力し、76年には市バスケットボール協会長、86年市スポーツ少年団本部長を歴任。95年からは市体育協会副会長として社会体育活動の振興に努め、現在も県グラウンドゴルフ協会副会長、市体育協会顧問として活躍している。

 ◇商工業振興▽石川勝三氏(73)=中通町=。1963年から石弥合資会社、石弥不動産、(株)大曲パーキングの代表者として家業に専心するかたわら、84年には株式会社大曲スポーツセンター代表取締役に就任。そして93年市商工会理事、97年初代大曲商工会議所会頭として商工業の振興に尽くした。また市教育委員、市消防団長を歴任したほか、現在も秋田ふれあい信金理事、社会福祉法人県南ふくし会理事長として活躍している。

 ◇地域農業振興▽児玉協三氏(68)=四ツ屋字中古道=。1975年から連続10期約30年にわたって市農業委員を務め、87年からは同会長として農業振興に大きく貢献している。また市都市計画審議委員、仙北地区農業委員会会長としても貢献している。

 ◇地域医療振興▽下山維敏氏(68)=福住町=。東北大学医学部付属病院、大館市立総合病院内科勤務を経て、1973年に下山胃腸科内科医院を開業。82年に市医師会理事、86年大曲仙北学校保健会会長、2000年市健康づくり推進協議会長、2001年介護保険導入に伴い介護認定審査会長などを歴任。さらに2000年から市医師会長として地域医療の振興に力を入れ、現在は広域医療推進のため合併した大曲仙北医師会初代会長として活躍している。

【特別表彰(感謝状)】
 ◇芸術文化活動=大曲吹奏楽団(古家雅浩団長・団員74人)。同楽団は1979年、地元の音楽愛好家で結成、以来年2回の定期演奏会を開催。95年から3年連続で全国吹奏楽コンクールで金賞を受賞するなど東北ではトップレベルの楽団として活躍している。 ◇地域活性化活動=NPO法人大曲花火倶楽部(賢木新悦会長・会員80人)。同倶楽部は1991年市民有志で設立され、92年から現在まで「新作花火コレクション」を開催し、花火を生かしたまちづくりの推進に努めている。2002年にNPO法人認証後、駅前の空き店舗を利用して駅前商店街の活性化につなげたいと大曲花火屋を開店、さらに花火鑑賞士の認定事業などユニークな活動に努めている。

 ◇環境美化活動=秋田修英高校福祉活動部(細部育美部長=3年=、部員36人)。同部は1990年JRC部として6人で発足、福祉活動部と改称後は1日も休むことなく各施設への労力奉仕、友愛訪問、街頭募金活動などを展開。さらに2001年からは大曲駅前の横断地下道のクリーンアップに取り組み、地域の環境美化に大きく貢献している。