特別純米酒

「おばこの郷(さと)」を味わう会

元気のいい酒と好評=会員店で販売へ(4月25日・日)

 あいさつする森川会長秋田清酒会(森川幸雄会長)主催の特別純米酒「おばこの郷(さと)を味わう会」が23日夜、大曲市のシャインプラザ平安閣で開かれた。「おばこの郷」は1998年7月、美容と健康に、そして大曲仙北を代表するオリジナル酒として仙北町の秋田清酒株式会社と同会加盟店が協同開発した純米酒。

 当初はトヨニシキとあきたこまちを使って度数を13度に抑えた女性にも優しい淡い味の酒として販売したが、お酒の愛好家からは「力強さが足りない」と評され、ここ数年は売り上げも低迷。このため03年仕込みの酒からは酒造好適米「秋の精」を使い、度数も15度から16度と高め、リニューアルした。

 味わう会には約100人のファンが集まり、森川会長は「秋田清酒会は出羽鶴、刈穂の販売を中心とした酒販店のグループ。今日は新しく生まれ代わり、力強くなった『おばこの郷』をいの一番に味わってもらいたいと開いた。今年も田植えから稲刈りまで会員が行って、お酒に心も込めた」と訴えた。そして秋田清酒の伊藤洋平専務は「昨年は天候も悪く、酒造りは苦労したが原料の『秋の精』はシットリとした美人の米だったので香りのある元気のいい、イメージ通りの酒となった。どうぞ大曲仙北オリジナルの酒として発信してもらいたい」と呼びかけた。

 おばこの郷参加者たちは「おばこの郷」という優しいブランド酒、そして料理に舌鼓を打ちながら「うん。いい酒だ」と大喜び。会場では太田町在住の歌手・倉田とき子さんの「歌謡ショー」も開かれ、賑わった。倉田さんは同市角間川町でお茶店を経営しながら趣味で作詞活動している大石順一郎さん(63)の「秋田酒」と言う歌も披露。「歴史重ねて 造る酒秋田本場の 酒どころ 秋田の酒は 数あれど よい米 よい酒 秋田酒」の歌詞が響くと会場からは大きな拍手も湧いていた。

 特別純米酒「おばこの郷」は1.8リットル入りで2200円(税込み)、720ミリリットル1050円(同)。夏場には冷やして飲める300ミリリットルも販売される。