大曲花火渋滞対策検討会

国交省=ホームページ、携帯電話など

花火情報の具体的手段を提示、初のバスレールライドも試行へ(4月28日・水)

 大曲花火渋滞対策検討会(秋田大学土木環境工学科講師・浜岡秀勝委員長)の第6回目の検討会が27日午後から、大曲市役所で開かれた。国交省湯沢河川国道事務所は「花火
大会を楽しむための交通アクセスガイド」などを盛り込んだ新たなホームページを作成して関係機関にリンクを張って情報提供するほか、携帯電話からも花火大会当日の駐車場情報を流すなどあらゆる手段を使って情報を流し、渋滞解消に努めたいと積極的な姿勢を示した。

 検討会は同事務所の呼びかけで開かれ、道路管理者側として県仙北地域振興局建設部、大曲市建設交通部、日本道路公団横手管理事務所、そして市の花火大会関係職員と民間関係者、それに大曲署、東日本旅客鉄道、羽後交通社員など15人で構成されている。

 国交省側はさらに県境手前などで広域的な渋滞の告知もしたいとして青森県碇ヶ関の国道7号から能代市の国道7号、雄勝町の国道13号などに「本日 大曲花火大会 国道13号横手〜協和 渋滞」などの立て看板や横断幕の設置、さらに会場周辺にも方面別に駐車場へと誘導する看板や高規格道路「大曲西道路飯田ランプ」の高架下への駐車案内看板を設置するなど具体的な案を次々と示した。

 また羽後交通の協力を得て、横手市の秋田ふるさと村からJR横手駅まで初の試みとして「シャトルバスレールライド」も実施することになったと報告した。運行するバスは3台で、輸送する観光客は300人から500人、車の台数にすると100台前後となる。国交省では「60万人を超える花火観光客に対して、ごくわずかな人員しか運べないが、渋滞解消のためあらゆる手段を選択して、実験してみたい」と話す。

 さらに花火当日、業務などで大曲市周辺の道路を利用するトラックドライバーが渋滞に巻き込まれないよう「迂回道路図」もチラシに印刷し、道の駅やコンビニ、ガソリンスタンドなどに配布することも示した。またラジオを使って大会1週間前から1日数回の事前情報を流す考えも示した。

 市では「経費的にも市単独ではやれなかった事業を国交省側が次々と提案し、実施してくれるとのことであり、大変ありがたい」と歓迎している。