頑張ります!高校生たちが商売に挑戦

夏休みチャレンジ・ショップ

大曲市の商店街=第1陣、秋田修英高の「ぶらっと」オープン(8月1日・日)

 養護学校の佐々木君(中央)を迎えてガッツポーズ高校生たちが街の空き店舗を利用して〃商売〃に挑戦する夏休みチャレンジショップが今年も始まり大曲市では1日、秋田修英高校Sクラブ&生徒会執行部が月岡映画館前の空き店舗で憩いの場「ぶらっと」をオープンさせた。かき氷とコーラーなど飲み物にアイスクリームを乗せるフロート、それに新鮮な果物や野菜の販売。8日まで毎日午前10時から午後4時まで営業する。一方、11、12の両日は大曲養護学校の生徒たちがグランマート向かいの旧有坂薬局を使って「ピュア・ハウス2」をオープンさせる。

  夏休みチャレンジショップは「若者の起業マインドを醸成すると同時に若者のエネルギーが街の活性化につながれば」と、県企画振興部市町村課コミュニティ活動推進チームが企画して昨年から始めた。昨年は能代市、本荘市、大曲市の3商店街で行われたが、今年は県内6商店街と増やし、高校、養護学校、大学の合わせて12校が参加した。家賃や光熱費は県が負担するが、仕入れなどの経費は店を経営する学生たちの負担となる。

  秋田修英高校、大曲養護学校は昨年に続いて2度目。同校のSクラブは国際ソロプチミスト大曲からの支援を受けて活動している福祉活動部の別名。細谷育美さん(3年)を店長に男子5人、女子5人の合わせて10人で「ぶらっと」を経営する。

  男子生徒たちは祭りはんてんで、女子生徒たちは浴衣姿で午前10時から店をオープンさせた。そして午前10時半に県のコミュニティー活動推進チームを迎えてオープニングの式典を行った。

  始めに推進チームの佐々木偉夫主幹から秋田修英高校の細谷さんと大曲養護学校の生徒代表・佐々木大輔君に許可証が交付され、来賓として駆けつけた大曲商工会議所の塩谷國太郎専務理事が「商売は難しいが、若さで頑張って市民と楽しく交流して下さい」と励ました。続いて花火通り商店街の沢田憲市さんも「商店街としても皆さんから元気をもらいたい」と歓迎した。

  これを受けて細谷さんは「このようなお店を持てるのも皆さんたちのおかげ。メンバー一堂、精いっぱい頑張ります」とお礼を述べた。佐々木君も「学校の作業学習で作った製品を商品として売ることにしました。心を込めて作っているのでお客さんに喜んでもらえると思います」と抱負を述べ、「今年は昨年を上回る売り上げを目標に頑張ります」と誓った。国際ソロプチミストの伊藤のぶ子代表は「一生懸命頑張って皆さんたちの夢をかなえて下さい」と応援した。

  秋田修英高は昨年のショップ経営で9万円の売り上げを出したが、店の改造など設備投資で6万円の出費となり、手元に残った利益は1万7000円だった。今年は利益を昨年の3倍にしたいと張り切る。同校の福祉活動部は駅前地下道の清掃奉仕を年間80回以上も実施している。今回は利益が出たら地下道を管理している大曲市と相談し、地下道の照明灯や壁の美化に使いたいと張り切る。一方の大曲養護学校でも昨年は約4万円の利益を出し、生徒会活動費として役立てた。