六郷町役場

国際規格ISO14001取得

全職員一丸となって環境問題に取り組む(8月4日・水)

松野理事(左)と坂本町長(右)六郷町では環境に関する国際規格ISO14001環境マネジメントシステムの認証を7月30日に取得し、4日、その登録証の授与式が町役場で行われた。式にはISO140001審査登録機関の財団法人日本品質保証機構の松野勉理事、町環境管理統括者の坂本茂弘町長、役場職員ら30人が出席。松野理事から坂本町長に「認証取得登録証」が授与された。ISO14001は県内の町村では二ツ井町に続いて2番目の取得となる。

  同町は全国名水100選や水の郷にも選定されており、湧水群と自然を誇りとする豊かな環境に恵まれている。その環境は「大気」「水」「土壌」など自然系の均衡と循環から成り立っており、人と自然とが共生する「環境に優しい日本一の清水と森の里・六郷町」を目指そうと02年10月から取得の準備に取りかかり、翌年4月1日には「認証取得宣言」を出していた。そしてパートも含めた100人の全職員が一体となってごみの分別収集による廃棄物の減量化とリサイクルの推進、再生紙などリサイクル製品の購入、さらに公共工事では自然に優しい工法を採用し、公園・緑地の整備など健康にプラスする環境の創出に努力してきた。

  このため役場庁舎や公民館、学友館など町の施設のエアコンの夏場の温度を28度に設定し、昼休みは消灯するなど節電にも努め、毎月10日と20日、30日はノーマイカーデーとし自転車や徒歩通勤とした。併せて地域住民にも波及効果を高めようと町広報にも環境コーナーを設け、環境保全に向けた意識改革を図った。

  そして03年4月には二藤誠祥総務課長を環境管理責任者とした組織体制を作り、環境方針を制定し、同年9月には環境マネジメントマニュアルを作成、10月からマネジメントプログラムの運用を開始してきた。その上で今年5月に予備審査を受け、6月と7月に計4日間にわたって「本審査」を受けて認証取得登録となった。登録範囲は町役場と学友館、公民館、保健センター、学校給食センターの5施設。

  町役場によるとコンサルタント業者からの指導や審査料などで400万円ほどの経費が掛かったが、節電などの省エネルギー、省資源の推進などで昨年10月から9カ月間で160万円の経費節減になったという。

  ISO14001審査登録機関の松野理事は「認証取得はスタートであり、これからの活動が大切だ。日本全体、地球全体の環境を守り、次世代に残せるよう頑張ってもらいたい」と祝いの言葉を述べた。坂本町長は「町村合併によって誕生する美郷町となってもISO14001を拡大する計画となっている」と答えた。