実戦空手道・武心会
ブロック割りや瓦割りを披露=見学客から「すごい!」(8月7日・土)
大曲市の市民夏まつりが明日8日まで花火通り商店街で開かれる。7日は午後から通りが歩行者天国となり、金魚すくいなどの出店やビアガーデンがオープン。通りでは子どもたちを対象にしたスタンプラリーやスイカ割り選手権など多彩な催し物が開かれた。中でも午後3時半過ぎから始まった実戦空手道・武心会の空手演武と試し割りは見学客の度肝を抜いた。
武心会は湯澤浩一師範(35)=角館町雲然字荒屋敷=を代表に角館町に本部を置き、大曲市と横手市にも道場がある。極真空手道から独立して昨年7月に結成した。実戦空手道と言うように実戦形式で技を磨き、心身の鍛練に励んでいる。道場生は4歳の児童から53歳の大人まで120人。
この日は約70人が参加して子どもたち、少年、青年がそれぞれ演武を見せた。演武と言っても実戦形式なので手刀やひじを使って打ち込んだり、蹴りもある。幼い男女が白い道衣を着てバシッ、バシッと打ち込む姿は迫力満点。同時に武道で鍛えられた礼儀正しさに見学の市民は拍手を送って感心したり、喜んでいた。
そして素手や素足で杉板割り、コンクリートのブロック割り、野球のバット割りと空手ならではの激しい技を披露。二つのブロックを並べ、その上に積んだ11枚の瓦を一気に割ったり、空中に立たせただけのバットを蹴り技で割ってしまう信じられないような空手道の迫力には見学客も度肝を抜かれていた。
杉板は厚さ1センチ。それを「エイッ!」とばかりの気合でいとも簡単に真っ二つに割り、野球のバットさえも割ってしまう。その瞬間の手刀の動き、足蹴りの動きは目にも止まらない。「スピードとパワー、それに集中力と正確な判断が必要」と湯澤師範。「子どもたちは空手の技を身につけても、それで暴力を振るうということは絶対しない。技を使ったら危険だということを練習を通じて覚えるし、礼儀作法も空手を通じて覚える」と話していた。
夏まつりはさらに7日夜はメインの「踊りの広場」が展開され、明日8日は午前10時から「子ども樽みこし渡御」で13基のみこしが上丁、下丁から諏訪神社目指して大町交差点目指してパレードし、合流する。