党県連、入党を了承=衆院秋田3区(8月8日・日)
昨年11月の衆院選秋田3区で、自民党現職の村岡兼造氏らを破って初当選した御法川信英衆院議員(40)=大曲市=の自民党入党が7日、決まった。同党県連会長の野呂田芳成衆院議員が同日、幹事長ら県連3役と会談し、入党を了承した。御法川氏は6月に自民党会派入りしており、入党は時間の問題と観られていた。
御法川氏は自民党衆院議員の父・英文氏の死去に伴い、昨秋の衆院選に自民党を離党して無所属で出馬。民主党など非自民勢力の支持も受けて、村岡元官房長官らを破り、初当選した。父・英文氏と村岡氏は過去2回の衆院選でコスタリカ方式を取って、村岡氏が小選挙区から出馬、英文氏は比例に回っていた。そして前回の衆院選では英文氏が小選挙区からの出馬となっていたが、昨年4月に志半ばで病死。コスタリカ方式は解消され、信英氏が父の地盤を継いで出馬した。
当選後は衆院選を無所属で戦い、自民党候補を破って当選した3人の議員と組んで「グループ改革」を結成して活動してきた。だが、6月にはその会派を解散、全員が自民党会派入りしていた。そして11日投・開票が行われた参院選では民主党と社民党推薦の元秋田テレビアナウンサーの新人・鈴木陽悦氏(55)に破れたものの自民党公認の現職・斎藤滋宣氏(51)の応援に回り、事実上の党員活動をしていた。
御法川氏の自民党入りによって、今後は党秋田3区の支部長への就任がいつになるかが注目されることになる。一方で村岡氏の2男・敏英氏(44)も秋田3区からの出馬を目指して活動をしており、自民党関係者にとって今後も苦悩の模索が続く。