夏休みチャレンジショップ第2弾

大曲養護学校の「ピュアハウス2」オープン

茶わん、染め物、ペン立てなどいろいろあります(8月11日・水)
 
 
クラッカーを割ってオープンを祝った。
早速、お客さんが入った。

  高校生たちが街の空き店舗を利用して〃商売〃に挑戦する夏休みチャレンジショップ第2弾、県立大曲養護学校の「ピュアハウス2」が11日午後1時半にオープンした。店は大曲市の花火通り商店街・タカヤナギグランマート前の空き店舗を借りてのオープン。高等部の生徒64人が学校の作業で作った陶芸作品や木工品、染め物などを展示、販売している。営業は明日まで。

  チャレンジショップは「若者の起業マインドを醸成し、若い人たちのエネルギーを街の活性化につなげたい」と県企画振興部市町村課コミュニティ活動推進チームが企画して昨年から始めた。大曲市では秋田修英高校と大曲養護学校が昨年に続いて参加した。家賃や光熱費は県が負担するが、仕入れなどの経費は店を経営する生徒たちの負担。養護学校では昨年、約5万2000円の利益を出した。

  午後1時半からのオープニングセレモニーでは11人の生徒と手伝いに来た10人の先生たちが店の前でクラッカーを割って祝った。そして店長を努める佐々木大輔君(3年)は「昨年の売り上げを少しでも上回るよう大きな声で一つ一つの商品をアピールし、お客さんとの輪を広げよう」と呼びかけた。みんなで「オーッ」と気勢を挙げた。

  お店の前と外には陶工班が作った皿や湯飲み茶わん、小鉢が並べられ、縫工班は草木染めで製作した壁掛けやポーチ、Tシャツなどを展示。焼き物は「秋山台」と名付けた。学校のある場所が昔から「秋山台」と呼ばれたこともあり、その土を使って信楽焼の粘土に混ぜて焼き物を焼いていることから作品名とした。

  木工班はコースターやペン立て、写真立て、お盆などを販売。そしてコンクリート班は花壇の外枠をかたどるブロックを50円の商品として出した。織物班は玄関マットを仕上げた。また学校の畑で収穫した新鮮な枝豆やジャガイモ、ピーナッツも販売している。値段は100円とか200円、500円と手ごろ。

  進路指導主事の阿部純一先生は「学校で販売するのと違って社会にとけ込んでの販売体験であり、貴重な経験になります」と生徒たちの活動を見守った。お客さんが入って来ると「いらっしゃい」「ありがとうございます」と声を掛ける生徒たち。少しでもお客さんに入ってもらいたいとビラを手に駅前まで宣伝に出向く生徒もいた。明日も午後1時半から午後3時半まで店をオープンさせる。