校舎落成式
「毎日、学校に来るのが楽しみ」と児童たち(12月2日・木)
大曲市立四ツ屋小学校(小西修悦校長・児童数195人)の校舎落成式が1日、同校体育館で挙行された。式典には全校児童と教職員、それに辻久男、渡部英治両県議と市議、父母ら約400人が参列。栗林次美市長は式典で「四ツ屋の豊かな田園風景に調和し、子どもたちを伸びやかに育みながら、地域のよりどころとなる校舎を目指した」と述べた。そして「四ツ屋小学校の児童の皆さん」と呼びかけ「四ツ屋小学校の児童であることに誇りを持ち、友だちと仲良くし、勉強やスポーツ、文化活動に励み、楽しい学校生活を送ってほしい」と訴えた。
校舎は今年7月に完成し、子どもたちは8月下旬から新しい学校で勉強をしている。プレキャストコンクリート造り3階建てで3505平方メートルの大きさ。外観は白と黒を基調とした和風のクラシックなデザイン。一方で屋内はふんだんに木材を使い、天井も屋根の下地が直接見えないようルーバーという木製の板を張り巡らし、柔らかな雰囲気とした。また広いスペースの廊下を取り、バリアフリーの建物とした。
さらに学級や学年にとらわれない合同活動や地域交流活動、PTAの集会などに利用できる「多目的教室」を玄関近くに設けた。また子供たちを事件や事故から守ることを重視して、職員室や校長室を玄関近くに配置、校門や主要な出入り口、学校の敷地全体に教職員の目が届くようにした。
少人数教室4、特殊学級2を含む12の普通教室は南向きでは寒暖の差が大きくなることからすべて東向きにした。少人数教室は15人程度の子供たちを対象に授業を進めるもので、可動式の間仕切り壁を設け、多目的で柔軟な勉強に使えるようにした。このほか図書室、音楽室、コンピューター室、理科、家庭科室、保健室を設けた。
旧校舎は1965年から67年に建てられたもので老朽化していた。昨年8月から工事に取りかかり、総工費は10億7231万円だった。
小西校長は「本校は明治7年の創立以来、今年で130年を迎えた。その歴史的な時に近代的な素晴らしい校舎となった。広々とした廊下、光りをさえぎらない階段、お年寄りを包み込むバリアフリーの構造、誰にも安心感を与える校舎で、子どもたちのはつらつとした声が毎日、響いている」と礼を述べ、「楽しい学校生活を送りながら自分に自信を持ち、自分の道を切り開いていく力を育てたい」と教育方針を述べた。
最後に全校児童が「嬉しくて毎日、学校に来るのが楽しみです。大切に大切に使っていきます」と喜びの言葉で締めくくった。