商業組合アックスが再建
地域住民の要望に応え7日にプレオープン(12月6日・月)
旧六郷町(現・美郷町)の住宅街にあって、地域密着型のスーパーとして周辺住民に親しまれながらも今年8月に倒産で閉鎖していた共同店舗「アックス」内のスーパーが、町商業協同組合関係者の手で再建され、7日にプレオープン、10日からグランドオープンすることになった。町でも地域経済活性化につながるとして喜んでいる。
スーパーは六郷町商業協同組合アックス内のテナントとして99年にオープン。翌年8月期の決算では売上高7億5700万円を計上したが、02年秋に旧仙南村の国道13号沿いにオープンした大型店との競合で収益が悪化、8月に負債約1億7000万円を抱えて倒産した。隣接地にもスーパーがあったが、それも01年に倒産して閉鎖している。
アックスは国と県の高度化資金の支援を受けて組合を設立しただけに残った組合員は地域住民の強い要望もあって、何とか再開したいと呉服の湯川商事と電器の「トーコー」、和菓子の「六銘菓」、酒の「美郷」、そしてトーコーが県の新規創業資金の助成を得て新たに立ち上げた「ミサトフーズ」の5社で建て直し、スーパーマーケットとしての営業再開準備を進めていた。
解雇された元従業員も再雇用し、パートも含めた従業員25人で7日にプレオープンすることになった。売り場面積は825平方メートルで、駐車場は98台。食品のほかに衣料とクリーニング、ビデオとCD、それに菓子と酒の販売の店となる。
ミサトフーズ代表でアックス店開設準備室の檜森吉裕室長は「近隣のお年寄りと子どもたちに優しい店でありたい。同時に地域密着型のスーパーとして、町内のそば屋さんのそばの販売や豆腐、菓子屋のまんじゅうなどを月1回程度販売したい」と話す。年間売り上げは5億円を目標に掲げる。10日のグランドオープンには先着200名まで紅白のまんじゅうのプレゼントのほかハタハタの特売やマグロの解体販売を企画している。