冬期も試験運行へ
1月4日から内小友、四ツ屋の両地区(12月9日・木)
|
|
|
乗合タクシーはバスの走ってない〃交通空白区域〃の住民の足の便を図りたいとの考えから生まれた。しかも、その区域に住んでいるお年寄りの多くは、市街地に足を運ぶ目的は〃通院〃が最も多かったことから、その利便性を図りたいと実現した。
いずれも走行距離約8キロから8.5キロ。タクシー1台当たりの料金換算で2500円のコース。利用者の負担は冬期も同じ1人500円(片道)。タクシーは4人乗りで、タクシー会社にとって定員一杯乗っても2000円の収入しかならないが、差額の500円は市の負担となる。1人しか乗らないと、市の負担は2000円となる。
ただし冬の運行では四ツ屋地区の場合、松倉まで拡大したためタクシー料金も3500円契約となり、松倉地区からの乗車は住民1人当たり800円の料金となる。新たなコースとなった松倉地区での住民説明会では約50人から利用希望があった。
対象は夏の運行と同じ60歳以上。ただし介護者の年齢制限はない。利用するには夏と同じ地区公民館か市役所に事前登録が必要。また経費節減のため運行は予約があってのもので、利用する場合は30分前にそれぞれの契約タクシー会社へ連絡が必要。内小友地区は「仙北タクシー(62─0605)」、四ツ屋地区は「よつやタクシー(66─1428)」。タクシー協会が調整して、夏同様この2社が引き受けた。
市では運行地域の住民に周知させるため、運行時間やタクシー乗降所などを書いたチラシを印刷し、全戸配布した。
市総合政策課のまとめでは夏の試験運行の結果、内小友地区は109人が利用者として登録し、延べ利用は49人だった。一方の四ツ屋地区は30人の登録に対し、利用者は延べ15人だった。運行実績日数は内小友13日、四ツ屋7日だった。
集計の結果、内小友地区は31台の配車で、市負担は5万8000円。四ツ屋地区は13台の運行で、2万9000円の合わせて8万7000円だった。市ではこの試験運行のため、今年度当初予算に205万2000円を計上。うちタクシー会社の赤字分として市が補てんする金額は100万円程度と観ていたが、実際は予測を大幅に下回った。だが、夏場は自転車やバイクも使えたということもあり、冬はもっと利用者が増えるものと市では観ている。
この夏冬の試験運行のデーターをまとめ、合併後の新市「大仙市」になってからも地域限定で乗合タクシーは継続実施し、将来は大仙市全体へ拡大可能かも含めた材料としたいとしている。
乗合タクシーの運行時間は内小友から市街地医療機関までの行きの時間は▽午前7時30分▽午前8時▽午前8時30分▽午前9時。帰りは▽午前11時▽午後0時▽午後1時▽午後2時。四ツ屋地区からの行きの時間は▽午前8時▽午前8時30分▽午前9時。帰りは▽午前11時▽午後0時▽午後1時▽午後2時。