仮称・大曲球場
落成記念事業費など追加提案、可決(12月20日・月)
大曲市の12月定例議会は20日、本会議を再開、同市角間川町の特別養護老人ホーム「サン・サルビア」の敷地取得のため議決を求める案件と9615万4000円の一般会計補正予算及び水道事業会計補正予算、人権擁護委員候補者の推薦2件の合わせて5議案を追加提案。初日に提案されていた条例案3件、予算案7件など16議案も含め、いずれも原案通り可決、同意、承認、認定して閉会した。
追加提案された「サン・サルビア」の敷地取得はほ場整備事業のため、登記の取れなかった土地の換地処分手続きが完了したことに伴い、財産の取得として議会の議決を求めたもの。敷地は1万210平方メートルで、約4288万円で市土地改良区(品川甚一理事長)から取得した。追加提案された補正予算による主な事業は市町村合併に伴う庁舎改修経費として9528万円、内小友中沢に建設中の仮称・大曲球場落成記念事業準備経費としての87万4000円など。この補正によって04年度の一般会計予算の累計額は173億5412万2000円となった。
任期満了に伴う人権擁護委員には杉山美紀子氏(55)=角間川町字愛宕=、鈴木祐子氏(59)=緑町=の再推薦に同意した。
可決及び同意、承認、認定された議案16件は一般職の給与に関する条例の一部改正など条例案3件、一般会計補正予算、国保事業特別会計補正予算など。一般職の給与に関する条例改正は人事院勧告に伴う寒冷地手当の引き下げに伴うもの。
同意案件には美郷町(旧千畑町)と太田町及び仙北町が運営している仙北東部特別養護老人ホーム一部事務組合に関し、平成17年3月22日から太田町と仙北町が大仙市となることから、同年3月21日で同組合から脱会し、翌22日から大仙市として加入するため議会の同意を求めたものもある。
開会日初日に提案された一般会計補正予算は2億76万円で、主な事業は生活保護世帯の増加に伴い、医療扶助費が当初見込みを上回ったための2376万円のほか、浄化槽設置整備事業費補助金として885万9000円、来年3月の全国花火サミットin大曲の開催費負担金として150万円、図書館改修経費として2316万円など。
また議会は▽県立高等学校の図書館の充実を目指す意見書▽平成十七年度地方交付税所要総額確保に関する意見書▽日露平和条約の早期締結に関する決議を可決した。
県立高校の図書館の充実では地方交付税の削減が続く中で、学校運営費の削減も進められ、学校図書館の図書購入費に十分な予算が回ってない現状を憂い、正規・専門・専任の学校司書の配置、学校運営費に図書費を定めることを求めている。
地方交付税に関しては平成十七年度は少なくとも十六年度の水準以上の確保と税源移譲に伴い、財政力格差が拡大し、財政力の弱い地方公共団体に対しては地方交付税の財源調整・財源保障の強化などを求めている。
日露平和条約の早期締結に関する決議では日露両国首脳間の直接対話を積極的に推進することで真の平和友好関係を確立し、北方領土問題の解決に結び付くとして早期締結を求めた。