新市の庁舎、田沢湖町役場へ
合併は来年3月28日で追加提案(12月25日・土)
田沢湖・角館・西木合併協議会(会長・佐藤清雄田沢湖町長)の第19回協議会が24日、西木村の総合開発センターで開かれ、懸案だった新市「仙北市」の主たる事務所の位置は投票の結果、現在の田沢湖町役場を本庁舎とすることで決まった。また、来年3月28日を合併期日とすることが追加提案され、1月12日に臨時協議会を開いて期日を確認することにした。調整が難航し、一時は年度内の合併は無理ではないかと悲観的な観測も流れた3町村の合併もこれで一気に前進した。
新市の役場庁舎は分庁方式で確認は取っていたが、市長ら3役、総務部、議会、会計課などが入る主たる事務所の位置については協議が難航。この日も佐藤会長が「投票に入る前に意見があれば申し述べてもらいたい」と調整を図ったが、「合併の期日を決めないと前に進まない」などと事務所の位置より期日決定を求める意見が出るなど平行線をたどった。結局、3町村役場の中から一つを選ぶという投票となり、委員28人の記名投票の結果、田沢湖町役場20票、角館町役場8票、西木村役場ゼロで、田沢湖町役場が規定の3分の2(19票)以上の得票で決まった。
しかし、残る角館町、西木村役場への機能分担については事務局原案に対して角館町と西木村から調整の申し入れがあり、継続審議となった。続いての病院及び診療所の取扱いについては2つの病院はそれぞれ独立採算制で競合していくことで原案通り確認した。
その上で未調整だった合併期日について休憩を挟んで協議。角館町の委員らが「事務所位置を決めた後で合併期日も決めるとなっていたはず」などと反発する声もあって、来年3月28日を合併期日とすることで追加提案、1月12日の臨時協議会で確認することとした。合併に向けたスケジュールもその日までにまとめるとした。年度内に合併を目指すには、県への合併申請の時期は来年1月末が限度だという。