詐欺で保険外交員の女を逮捕

大曲署=親類などから5000万円にも(2月1日・日)

 大曲署は31日、架空の高金利の定期預金を勧めて現金をだまし取ったとして、大曲市大曲西根字深田、保険外交員・進藤郁子容疑者(43)を詐欺の疑いで逮捕した。
 調べでは、進藤容疑者は昨年5月下旬ごろ、自分の顧客である仙北郡内の女性(36)に「金利が年10%の定期預金がある」などと架空の話を持ち掛け、420万円を現金でだまし取った疑い。

 進藤容疑者は10年ほど前まで大曲市内の銀行支店に勤務。数年前から保険外交員をしていた。架空の定期預金で現金を受け取る際には、かつて勤務していた銀行名の領収書と印鑑を偽造したものを使い、本物の金融商品であるように見せかけていた。進藤容疑者は容疑を認めている。

 同署には昨年から「(進藤容疑者に勧められて)高金利の定期預金契約をしたが、本当に大丈夫だろうか」という内容の相談が相次いで寄せられていた。中には勤務していた保険会社の金融商品を名目に現金をだまし取ったケースもあるという。

 相談内容などから、02年から今年1月にかけて、同様の手口で顧客や知人、親類など10数人から総額約5000万円をだまし取っていたとみられる。地元の人の話では進藤容疑者による高金利の誘いが大丈夫なのかとうわさになっていた。進藤容疑者は金の使い道について宝飾品や洋服を買ったり、借金の返済に充てたりしたなどと供述、手元にはほとんど残っていないという。