04年度の基本方針などを示す
安全で、安心な暮らしを守る力強い警察に(2月6日・金)
大曲警察署協議会がこのほど同署で開かれ、04年度の基本方針と重点目標などを議題に意見交換した。会議には12人の委員のうち11人が出席。大曲署からは高橋三郎署長ら幹部署員7人が出席した。
高橋署長は04年度の基本方針として「安全で、安心な暮らしを守る力強い警察を目指す」と訴え、街頭犯罪、侵入犯罪への対策として▽防犯環境の整備▽積極的な地域安全活動による犯罪の抑止及び検挙▽犯罪情勢の分析に基づいた安全情報の提供などを挙げた。また交通事故抑止対策としては▽高齢者を対象とした安全教育の推進▽飲酒運転など危険性が高く、悪質、迷惑性の高い違反の取締り強化▽夕暮れ時の事故防止対策などに力を入れたいとした。さらに重要犯罪及び広域重要窃盗犯へ対応する初動捜査体制の確立と早期検挙、県民生活を脅かす悪質な生活経済事犯及び環境犯罪の検挙にも重点を置きたいと述べた。
このほか少年の健全育成活動と立ち直りへの支援活動、児童虐待防止と保護活動、暴力団や外国人犯罪など組織犯罪対策の推進、そして被害者の視点に立った警察活動の推進などを挙げた。
この日の会議では昨年一年間の事件発生と検挙状況の報告もあった。それによると凶悪犯罪では協和町で夫が妻を殺すという殺人事件が1件あった。傷害や暴行など粗暴犯は17件あった。最も多いのが窃盗で597件にも及んだ。詐欺など知能犯は72件だった。合計すると刑法犯は789件発生し、検挙件数は404件。検挙率51.2%だった。全国平均は23.2%、県全体の検挙率は45.9%だから、同署での検挙率は比較的高いと評価される。
協議会委員からは▽暴力団対策を強化してほしい▽「おれおれ詐欺」や架空請求など最近多くなった詐欺まがいの被害防止のため、老人クラブなどにも注意するよう呼びかけているが、これからもその被害防止に力を入れてもらいたい▽飲酒運転の実態調査では管内の7町村がワースト記録に入っており、飲酒運転追放には自治体と住民タイアップの運動が必要だ?などの意見があった。