絵画の佐藤さん、バレエの池田さんを表彰(2月11日・水)
大曲市芸術文化協会(進藤芽風会長)では11日、「大曲市芸術文化賞表彰式」と「県文化功労者表彰」祝賀会を大曲エンパイヤホテルで開いた。03年度大曲市芸術文化賞として「功労賞」が同市福住町の医師・佐藤寅男さん(78)に、また「栄光賞」が同市中通町の学生・池田美佳さん(19)に贈られた。そして同市大花町の日本舞踊・藤間小妙さん(74)が県文化功労者として表彰を受けたのを記念してのこの日の祝賀会。
表彰式及び祝賀会には栗林次美市長、笹元嘉辰教育長、高橋司元市長ら来賓、そして絵画、バレエ、日舞、書道、俳句、短歌サークルなど芸文協会員ら約100人が参列した。進藤会長は功労賞の佐藤さん、栄光賞の池田さん、そして県文化功労者表彰を受けた藤間さんの功績をたたえ「そのパワーをいただいてこれからの芸術文化活動に邁進したい。長引く不況で不安な時代だけにいやしの必要性が叫ばれている。それだけに芸文活動は大事だ。受賞された方のこれからの活躍に期待したい」と祝辞を述べた。栗林市長は「市町村合併の話が進んでいるが、合併で大きな成果がでるようなまちづくりをしたい。芸術文化活動はその風土、情操が大事であり、新しい市が誕生してもその風土、情操をつなげていきたい」と祝った。
これを受けて受賞者の佐藤さんは「絵を描き始めたのは仙台にいたころの昭和34年からで、大曲市へは43年に移り住んだ。そして45年に彩友会の創立と同時に入会した。大曲市は絵を描く人が多く、先輩の方から教えられ今日に至った。絵は奥深い。今日の受賞を機会に再び原点に戻って絵とは何かを一生懸命勉強したい」と謝辞を述べた。池田さんも「今の私は指導して下さった蔦バレエ研究所の吉沢蔦先生、そして一緒にやってきた仲間たちのおかげだ。これからも踊りを楽しみながら励みたい」とお礼を述べた。藤間さんは体調を崩したとかで娘さんの寿々穂さんが代理でお礼を述べた。
佐藤さんは1970年、アマチュア画家集団「彩友会」創立時に入会。83年には中央画壇の「旺玄会」に初入選し、90年には同会会員に推挙された。現在、彩友会顧問。老人ホーム「サン・サルビア」、大曲小、花館小、大曲市外9カ町村清掃センターなどに自作の作品を寄贈している。
池田さんは91年に同市の蔦バレエ研究所に入り、吉沢蔦さんの指導を受ける。毎年、同研究所の定期公演、県現代舞踊合同公演などに出演。96年「風匂う」で「埼玉全国舞踊コンクール」で2位。97年、「海、夕映えて」で「あきた全国舞踊コンクール」で1位。01年、「海、きらめく刻」で「こうべ全国洋舞コンクール」2位、北九州&アジア全国洋舞コンクールで1位に輝いている。
藤間さんは1946年、藤間勘妙氏に師事。54年、一門で大曲市と横手市に藤扇会を結成。その後、湯沢市、角館町にも支部を創立し、80年に日本舞踊協会秋田県支部副支部長に就任。そして90年から98年まで藤盛会委員・東北支部参与役員、現在は同支部常任世話役として活躍している。藤間流の踊りの普及だけでなく、93年には湯沢市からの依頼で「山田ふるさと音頭」の振り付け・指導、95年には文化庁主催移動芸術祭秋田公演で長唄「紅葉笠」を振り付けるなどの活動で高い評価を受けている。また各地の盆踊りの振り付けや指導にあたっている。
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