大曲市で議会全員協議会

駅前第2地区区画整理事業

合併特例債の適用で事業にめどが立ったと説明(1月23日・金)

 向けって右が山下医院で、現在は十字路の向こうは通行止め大曲市は22日、議会全員協議会を開き、大曲駅前第2地区土地区画整理事業の大花町地区の事業計画について説明した。栗林次美市長は「丸の内町地区及び大花町地区を同時並行で事業を進めることについて、全体の財政計画や大花町地区の事業手法に問題はないのか、あるいは駅東地区整備事業との整合性はどうなるかなど再検討したが、財源的には合併特例債を適用することで財政計画の見通しが立ち、大花町地区の事業手法もこれまで検討してきた手順が最適であり、駅東地区整備事業との関連についても整合性が図られ、同時並行的に進められるめどが立った」などと説明した。

 駅前第2地区の区画整理事業の一環として進められている中通線は現在、黒瀬町の山下医院から中通町のグランマート前まで完成している。この中通線は同事業の目玉となり、将来は丸の内町からグランマート前を通って山下医院前の十字路を東に延び、奥羽本線の下をくぐって丸子町、大花町へと入って、都市計画道路駅東線へと結ぶ環状線となる。駅東線は国道13号バイパスと結ばれるため、周辺町村と大曲市街地とを結ぶ幹線道路として将来は位置づけられる。

 事業は04年度(平成16年度)からは大花町地区に入り、12年度(同24年度)完成を目指す。最も大きな事業は山下医院後ろから奥羽線をくぐって丸子町の石川木工所付近までのアンダー化(幅員33メートル、全長約405メートル)で、この事業によって05年(平成17年)と06年(同18年)、08年(同20年)で計83軒の集団移転が迫られる。

 計画ではアンダー化事業と並行して丸の内町地区も同時施行することになっており、05年から08年まで年間25億円から30億円近い巨額の投資が必要となる。このため財政的に事業が可能なのかどうかを10月に就任した栗林市長が約一カ月かけて内部検証してきた。その結果、中通線は国道13号大曲バイパスに直結する駅東線への環状道路となり、市町村合併後の周辺町村と市街地を結ぶ幹線道路にもなるとして市に配分される合併特例債を適用することにした。

 議会全員協議会では特別な意見はなかったが、29日に産業建設常任委員会(藤谷一誠委員長)を開いて再度、説明を求めた。