大曲市生活技術開発展

農家の主婦の創意工夫の味

漬け物、米加工の菓子、大豆の菓子を楽しめます(1月30日・金)

 出品作の審査風景「第34回大曲市生活技術開発展」が、30日からタカヤナギイーストモールで開かれている。自給物の活用や創意工夫で農村女性の起業活動の活発化を図ろうと市農業総合指導センターの主催で開いているもの。30日は午前10時から出品物を会場へ運び、午後1時から第1部「米料理・米加工品」、第2部「農産加工品・大豆加工品・漬け物」、第3部「更生創作品・民芸工芸品」の部ごとに審査が行われた。

 米料理と米加工品は米や米粉を加工・料理して消費拡大につながる商品化を狙ったもので「椿もち」「さくらご飯」「しその葉入り大福」などのお菓子33点が出品された。農産加工・大豆加工・漬け物は地域の特産物や転作作物の生産振興につなげたいとするもので、柿チップス、切り干し大根、長いも入りシフォンケーキなどのお菓子もあった。小魚を蒸した「酒むしザッコ」もあって審査員は「懐かしい」と目を輝かせていた。大豆加工ではだて巻、枝豆ババロア、おからケーキ、大豆ハンバーグなどもあった。

 そして漬け物は農家の主婦たちにとって得意の分野で、審査を担当した県総合食品研究所の菅原久春さんは一つひとつを試食しながら「大根の味がとても漬け物に生かされメリハリのある味わいを楽しめる」と褒めていた。第2部には88点の作品が出品された。

 第3部の更生創作・民芸工芸品には古着で作ったエプロンや浴衣を利用したパジャマ、そして着物をリフォームして壁飾りにしたものなど創意工夫が見られた。28品の展示となった。

 会場では31日と1日は漬け物、米加工品を中心に即売会も行われる。農産物加工品を審査していた県仙北地域農業改良普及センターの長谷川敦子さんは「長いもを利用したケーキもあるなどすごくアイディアに凝った菓子もあった。味も全体的にとても良かった。見に来た人たちが私も真似して作ってみたいと思える作品こそ消費拡大につながるのでどうしてもそうした作品を上位にした」と話した。

 2日は午前9時半から大曲プラザたつみで出品作品の表彰式を行い、山形県東根市の壽屋寿香蔵の横尾昭男社長が「私たちのつくる地場産品を買っていただき食べていただくための考え方」と題して講演する。午後からは農産加工部門と商工業部門代表による情報交換会を開く。

  審査の結果、入賞は次の通り。
 ◇最優秀賞▽米料理・米加工品の部「合体!だまこ&酢豚」高野恭子(大曲)▽農産加工品・大豆加工品・漬け物「まめごのみ」須藤敬子(大曲)、「いぶり大根」古屋マサ子(内小友)▽更生創作・民芸加工「古布利用の袋物」中野悦子(藤木)

 ◇優秀賞▽米料理・米加工品=伊藤光子(藤木)、石川イチ(大曲)、古谷恭子(角間川町)▽農産加工・大豆加工・漬け物=石橋まゆみ(四ツ屋)、大友澄子(大川西根)、境キヱ子(大曲)、栗林朋子(内小友)、佐藤昌子(花館)、本郷邦江(角間川町)、高橋幸子(四ツ屋)▽更生創作・民芸=寺村フミ子(内小友)、黒丸ミツ(角間川町)、杉山キン(藤木)

 ◇優良賞▽米料理・米加工品=青柳稲子(内小友)、安藤貞子(大曲)、伊藤豊子(大曲)、沢野敏子(藤木)、佐藤ハル(角間川町)▽農産加工・大豆加工・漬け物=佐々木タキ(花館)、佐藤啓子(内小友)、安藤貞子(大曲)、鈴木佳良子(四ツ屋)、佐藤ハル(角間川町)、鈴木美津子(藤木)、児玉多津子(四ツ屋)、佐々木栄子(内小友)、高嶋富子(内小友)、佐々木イヨ(大川西根)▽更生創作・民芸=高橋房子(花館)、高橋イネ(藤木)、佐藤昌子(花館)、石橋キミ(角間川町)、中野悦子(藤木)