ふれあい作業所
大曲市朝日町から飯田へと移転(7月5日・月)
NPO法人「大曲ふれあい会」(理事長・佐藤龍彦元市立大曲病院長)が運営している精神障害者小規模作業所「ふれあい作業所」が、大曲市朝日町から同市飯田字家ノ前にあった縫製工場「旧池田繊維」跡に移転した。朝日町にあった作業所は民家を借りたもので老朽化が激しく狭かったことから、市に移転先の斡旋を要望していた。旧池田繊維は本社が東京で、大曲市の誘致企業だったが引き上げて空き家になっていた。
作業所はグループ活動を通して仲間と触れ合い、社会復帰と自立を目指す拠点として、また心をいやす交流の場として1996年に開設され、01年にNPO法人となった。
定員は20人で現在16人が通い、菓子箱や酒箱の組み立て、縫製の軽作業を請け負っている。そして職員3人が世話をし、ボランティアグループ「しゃぼん玉(西村ソメ子代表)」の会員12人が交代で手伝っている。
「少しでも収入になれば」と5月には市立大曲病院からも除草作業という仕事の受注があって、通所している人たちと親の会の励みとなった。
移転先の旧池田繊維跡は木造二階建てで延べ面積約409平方メートル。元四ツ屋中学校を移転した建物で老朽化しているが、前の施設に比べ広々としており作業もしやすいと喜んでいる。
作業所は県と市から年間約519万円の補助を受けて運営している。入所者は精神科に通院していて大曲保健所管内に居住し、「職場や学校に通う自信がない」「仕事についても長続きしない」「話し相手や友だちがほしいが人付き合いがうまくいかない」「憩いとくつろぎ、安らぎがほしい」などの人が対象となっている。
通所日は月、火、木、金の週4日で午前9時から午後3時までの日課。研修旅行やクリスマス会などのレクレーションもある。会費は月額1000円。問い合わせは0187─63─0265。施設長は伊藤和夫さん。