米粉パン、好評でした

大曲市学校給食センター

市内小・中学校で初の試食会実施(7月8日・木)

 「米粉」を使ってのパン給食の試食が8日、大曲市の内小友、角間川、藤木、花館の4小学校と大曲中学校で行われた。同市の学校給食センターが納入業者のパン屋から試作を重ねてもらい、初めて学校での試食に踏み切ったもの。子どもたちの反応は「おいしい」と上々だった。明日9日は大曲、四ツ屋、大曲東、大川西根の4小学校と大曲南、大曲西中学校で実施する。同センターではアンケート結果を見て、評判が良ければ夏休みが終わった9月から月1回のペースで米粉パン給食を導入したいとしている。

 藤木小学校(佐藤久美子校長・児童数119人)を訪れ、6年生の児童20人の試食の様子を観た。この日のメニューは米粉を使った背割りコッペパンと嶋田ハムのドイツソーセージにきのこ入りスパゲティ、そしてスープ。

 お互い向き合うように机を移動し、担任の先生も同席しての給食が始まった。校内放送で「今日のパンは米で作られています」と説明が流された。「エー!」と驚きの声が挙がったが、その声は直ぐに「おいしい」と感動へと変わった。

 藤谷拓真君は「少し臭いが気になったけど、今までのパンよりおいしい」。佐藤亜紀さんも「モチモチしていて、おいしかった」と答えた。担任の先生が学校給食センターからのアンケートを基に子どもたちに質問した。「米粉パンをこれからも給食で食べたいか」には「食べたい」と答えたのが20人のうち19人だった。「今日は背割れコッペパンだが、食パン、ロールパンなど別のタイプのパンが良いか」の質問には14人が他のタイプのパンを望んだ。「パンの味はこれでよいか」では「この味でよい」が17人で、残りは「もっと甘く」だった。最後に感想や要望を聞くと「臭いが気になる」が一部から挙がった。

 栄養士によると米粉パンはカロリーと脂肪が少ないため、肥満になりにくい。血液や筋肉を作るタンパク質も多く含まれ、体をしっかりつくる。食べるとモチモチと柔らかく、甘みがありジャムなどの添加物もいらない。それによく噛むことであごの筋肉の活動を活発にし、そしゃく力の強化になるなど健康面でも力を発揮する。同時に米消費拡大の期待もかかる。