参院選=明日が最後のお願い

2新人と自民現

年金、自衛隊海外派遣争点に舌戦(7月9日・金)

 第20回参院選は明日10日で先月24日の公示から17日間の運動は終わり、11日に投開票が行われる。本県選挙区(改選数1)からは届け出順に元アナウンサーで無所属新人の鈴木陽悦氏(55)=民主党、社民党推薦=、共産党新人の今川和信氏(39)、自民党現職の斎藤滋宣氏(51)=公明党推薦=の3人が立候補、激しい舌戦を展開してきた。今度の参院選は年金改革、そして自衛隊の海外派遣などが争点として注目され、挑戦する新人には追い風、現職には厳しい風となった。

 11日の投票は午前7時から午後8時まで行われる。大曲市の場合、37投票所で投票が行われ、午後8時45分から市民体育館で開票作業が始まる。開票作業は選挙区選挙から始まり、128人が立候補している比例個人、そして8政党の開票となる。全ての開票作業が終わるのは午後11時半過ぎと見ている。

 同市の有権者数は男1万4901人、女1万7138人の合わせて3万2039人。期日前投票は8日現在で1975人だった。

 鈴木氏は連合秋田の推薦も受け、民主、社民の統一候補として今年2月5日に出馬を表明。連合秋田は地元テレビ局のアナウンサーとして活躍した知名度に期待している。鈴木氏は「秋田の声の集配人」として国政を目指したいと「年金改革」を訴え、さらにイラクへの自衛隊派遣は危険な選択だとして撤退する勇気を求めて訴えた。さらに子供たちの教育、地域の再生プランを立て元気な秋田を目指したいと運動を展開してきた。秋田市生まれ。中央大学付属高校から中央大学経済学部卒。秋田テレビ入社後、アナウンサー、キャスター、プロデューサーを歴任。

 今川氏は昨年12月に立候補を表明。イラクからの自衛隊撤退、年金改悪阻止、そして暮らしと平和を守る政治をモットーに運動を展開してきた。「国民に痛みばかりを押し付け、世界の宝となっている平和憲法を持つ日本を戦争ができる国に変えようとする小泉政治を阻止したい」と訴えた。雄和町出身で県立金足農業高校卒。農水省東北農政局を退職し現在、共産党県委員会常任委員。

 斉藤氏は昨年5月に出馬を表明。県内の中小企業がさらに頑張れる環境を目指した景気対策や雇用対策、そして医療制度・介護制度・年金制度を整備し、安心できる社会保障を訴えた。同時に農林業の育成、交通体系の整備に努め、経済の活性化と観光産業の振興を図りたいと運動に力を入れた。中央大学経済学部卒。北海道出身で代議士秘書から1991年、山本郡選挙区から県議選に出馬して県議を2期務め、98年7月の参院選で初当選した。