大曲市四ツ屋小学校

改築工事ほぼ終える

新校舎の定礎式=木材をふんだんに使い温かみ(7月12日・月)

 完成した四ツ屋小校舎改築中だった大曲市四ツ屋小学校(小西修悦校長・児童数194人)の新校舎がほぼ完成し、12日午前10時から現地で定礎式が行われた。式典には栗林次美市長をはじめ市議会、市職員、工事関係者ら約100人が出席。神事の後、工事関係者と栗林市長が定礎板を槌で打ちつけ鎮定させた。

 これまでの校舎は1965年から67年に建てられたもので老朽化していた。新校舎建設に当たっては四ツ屋地区の田園風景に調和したものにしたいと鉄筋コンクリート造り3階建て一部鉄骨平屋建てだが、外観は白と黒のトーンで統一させた和風の重厚なデザインとした。一方で屋内はふんだんに木材を使い、天井も屋根の下地が直接見えないようルーバーという木製の板を張り巡らした。また広いスペースの廊下を取り、バリアフリーの優しい建物とした。

 校舎の延べ面積は3563平方メートル。学級や学年にとらわれない合同活動や地域交流活動、PTAの集会などに利用できる「多目的教室」を玄関近くに設けた。また子供たちを事件や事故から守ることを重視して、職員室や校長室を玄関近くに配置し、校門や主要な出入り口、学校の敷地全体に教職員の視線が届くようにした。

 少人数教室4、特殊学級2を含む12の普通教室は南向きでは寒暖の差が大きくなることからすべて東向きにした。少人数教室は15人程度の子供たちを対象に授業を進めるもので、可動式の間仕切り壁を設け、多目的で柔軟な勉強に使えるようにした。このほか図書室、音楽室、コンピューター室、理科、家庭科室、保健室を設けた。

 工事は昨年8月から始まった。総事業費は約9億1095万円で佐々木・荒屋鋪・興栄建設工事共同企業体(代表・佐々木組南支店)が請け負った。

 今月21日から25日にかけて旧校舎から引っ越しし、二学期が始まる8月26日から新校舎での授業が始まる。旧校舎は26日から解体される。
 
定礎板を修める栗林次美市長
木材をふんだんに使った広い廊下