お金を振り込む前に

「ちょっと待って!」=秋田ふれあい信金

ATM待ち受け画面で「おれおれ詐欺に注意」を呼びかけ(7月17日・土)

 秋田ふれあい信用金庫では、大曲市内の本店を含む県内のATM(現金自動預払機)に「おれおれ詐欺」や架空請求への振込を注意するよう呼びかける「待ち受け画面」を導入した。
 全国的に被害が広がる「おれおれ詐欺」は直接、銀行や郵便局を訪れて現金を振り込む際、行員や局員の機転と配慮が大きな防止策になっていた。しかし、最近では手口もさらに悪質となって、行員の目が届きにくいATMを通じての現金振り込みを指示する例が多く、被害防止対策の課題となっていた。

 そこで同信用金庫ではATMの「待ち受け画面」から視覚的に利用者に注意を呼びかけようとメーカーに文字で「おれおれ詐欺防止」をアピールする画面を発注、能代市を含む県内19店舗にあるATM21台に導入した。

 画面では「お待ちください!!その振込は大丈夫!?」「オレオレ詐欺!架空請求!」と注意を喚起し、「窓口までご相談を!!」と呼びかけている。さらにATMを操作すると「親類になりすましてお金を振り込ませる!!『オレオレ詐欺』」、「利用した覚えのない有料サイト料金を振り込ませる!!『架空請求』」とお金を振り込ませる前に利用者がひと呼吸置いて冷静な判断をするよう呼びかけ「不審な振込は窓口までご相談を」と訴えている。

 同金庫では最近でもおれおれ詐欺の電話を信じ込んで窓口で現金を振り込もうとした70代の女性がおり、行員の機転で未然に被害を防いだ。しかし「振り込もうとする人と対面できれば止めようもあるがATMだと目が届かない」と画面から直接、呼びかけて冷静になって判断するようにしたと話す。