大曲市では避難勧告の準備も
郡部では6町村が警戒部設置、太田町では4世帯が避難(7月21日・水)
停滞したままの梅雨前線の影響で19日から20日にかけて大曲仙北地域は大雨に見舞われ、水田の冠水や道路の決壊など被害が出た。県仙北地域振興局が21日午前9時現在でまとめた被害状況によると大曲市では20日夜10時過ぎに須和町の福部内川が増水し、水があふれ出したため大曲消防署員が出動して土のうを積む作業をする一方、鞠子苑向かいの住宅10軒に市の災害警戒対策部が近くの児童センターへ避難勧告を出す準備に入るなど緊張した。また、福見町のガード下の市道を20日夜9時半から10時半ごろまで通行止めにした。須和町の福部内川遊水地は満水状態となり、ポンプアップの準備も行われた。市では90人の職員を招集して警戒した。同市では17、18日の大雨で水田25ヘクタールが冠水、32ヘクタールが浸水を受ける被害があった。
一方、神岡町では20日午後4時10分、雄物川水防警報の準備に入り、21日朝8時に解除した。西仙北町では20日午後5時、災害警戒部を設置。江鳥川河岸が36メートルにわたって決壊した。また水田65ヘクタールが冠水し、10ヘクタールが浸水を受けた。中仙町も20日朝7時10分から玉川の水防警報の準備に入り、同日午後4時10分解除した。
協和町では20日午前9時、災害警戒対策室を設置。町道が一部決壊したほか、水田52ヘクタールが冠水した。
太田町では20日午前10時、災害警戒部を設置。午後9時ごろ、惣行大谷地地区の4世帯が裏山でスギの木が倒れる恐れがあり、奥羽山荘に自主避難した。千畑町では20日午後4時15分、災害警戒対策部を設置した。
県仙北地域振興局では20日午後1時に災害警戒部を設置した。管内では道路通行止めが3カ所、片側通行が1カ所あった。